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究極の伊達巻きとおいしい雑煮を作ろう

122829日にBFFの事務所で伊達巻きとお雑煮をつくりました。

このイベントは最近家庭で作られなくなったお節に福島県産の材料を使い、こだわりが詰まった究極の伊達巻を作ることを目的として行われました。

 

おせち料理にはすべての料理に意味と由来が込められており新年を良い良くするための願いを込めて食べられるものです。そのなかでも伊達巻は巻かれたその形状が巻物に似ていることから学業成就の願いが込められています。

 

願いが込められた料理を福島県に関係する材料を使うことで材料を通して商品へのこだわりやお店について、また福島についての理解を深める機会になるのではないかと思いイベントを企画しました!

 

本みりんは福島県の浪江から震災を機に山形県の長井市に移転した磐城壽鈴木酒造店 「黄金蜜酒」を使用しました。このみりんの特徴はとろりとした口当たりで見た目の色通りハチミツのような上品な甘さでした。実際に料理に入れると照りが出て味に深みが出ました。

醤油は玉鈴醤油の濃い口しょうゆです。この醤油に使用されている大豆、小麦、塩はすべて福島県産である原材料にこだわった商品でした。

塩は会津の山塩を使用しました。山塩は海水をじかに結晶化して作る海塩とは異なり温泉水を煮詰めて作られます。原料が違うため風味や味が大きく異なるそうで、会津では磐梯山のふもとにある大塩裏磐梯温泉を使用しているそうです。

伊達巻は白身魚を裏ごしするところから昔ながらの伊達巻の作り方を再現しました。

完成品がこちら↓

伊達巻きはうまく膨らまず、パサパサで究極の伊達巻きにはたどり着きませんでしたが、お雑煮は完璧な仕上がりになりました。具には味が染みて最高においしかったです。

このイベントを通して福島県にこだわった料理を作ることで「福島にあるお店」や「福島で盛んにつくられている産品」など、福島県についての理解も深めることができました。商品について調べていく中で福島県の気候風土を活かした食品づくりを行っていることを感じました。福島県の魅力が詰まった商品をお節を通して学び、このイベントが福島県と参加者をつなぐものになったのではないかと思います。

 


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