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【インターン手記】西澤亮輔 編

こんにちは!

2月からBridge for Fukushimaでインターンをしております、西澤亮輔です。県立福島高校を去年の3月に卒業し、現在は東京大学文科三類の1年生です。

 

高校時代は、福島高校のスーパーサイエンス部の好適環境水班に所属し、鰻の養殖を通した福島の復興に取り組みました。

ただ、大学生になり東京で生活をする中で、探究型の学習の重要性や地方と都市での教育格差をより一層実感し、そのような探究活動を支援する団体の一助になりたいと思いました。また、高校時代の部活動で福島のために頑張ってきたこともあり、福島で何か自分が力になりたいという思いは、東京で生活する中でだんだん強くなりました。そのような状況の中、面識もあり高校時代にもお世話になった伴場さんの元でインターンをする機会をいただき、2~3月を福島県で過ごさせていただいております。

 

本日は、郡山市で実施された衆議院予算委員会地方公聴会に、意見陳述をされる伴場さんの付添人として足を運ばせていただきました。今回の地方公聴会は、東日本大震災から10年の区切りを、来年迎えようとする福島で生じている、様々な課題に対して、どのように予算をつけていくのかについて、陳述人と政治家の間で話し合われました。現場の状況を熱意を持って話される陳述人と、それを受け止める政治家の熱量に圧倒されてしまいました。質疑の際にも、質問されている事柄に返答をしながら、別の回答を考えることが必要不可欠であることを実際の流れで学ぶことができ、自分が身につけるべき力を痛感できました。

福島はもちろん、日本の未来を変え得る貴重な場に参加できたことをとても嬉しく思っております。

 

インターン期間中は、高校生が自己理解や著名な人の講演を聞くという活動をする中で、社会を変えるためのリーダーシップを理解できるようなプログラムの企画を主に行っております。

企画するにあたって、リーダーとリーダーシップの違いや、リーダーシップを発揮するために何が必要なのかを一から学ぶことができています。これからは、この企画のビジョン、ミッション作りや意義の言語化などの活動をしていきたいと考えております。

また、今後は、探究学習の教育評価をどのように行うべきか、朝ドラ「エール」に関連して福島の訪れる観光客に、どのような催しができるかを少しずつ考えたいと思います。

 

その他にも、事務所にいるときには、高校生と話をさせていただく機会も多いのですが、それぞれの高校生が、自分なりの異なる価値観をしっかり持っていることにすごく驚かされ、刺激になりました。彼らと様々な対話をする中で、お互いに持っていない要素を補い、高め合いたいと思っております。

 

2ヶ月という短い期間ですが、自分に何ができるのか常に考えながらお手伝いをさせていただきたいと思っております。これからの学びを楽しみながらインターンをさせていただきます!

 

西澤亮輔

 


一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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