1月7日、8日にBridge for Fukushimaの事務所で「イラストレーター」「フォトショップ」の研修が行われました。「イラストレーター」「フォトショップ」はチラシやパンフレットなどのデザインを行うことができるソフトです。Bridge for Fukushimaでは高校生・大学生が自分たちでプロジェクトを立ち上げ活動していく中で、イベントを行い際にはチラシやポスターを作製することがあります。そうした中で「自分たちでポスターやチラシを作れたらいいのになぁ」という声が聞かれるようになり、「平成28年度地域自立支援事業」の助成をうけて開催することになりました。
今回、講師でお呼びしたのはアドビインストラクター「まきのゆみ」さんです。以前から何度か「イラストレーター」「フォトショップ」の研修をしていただいていたこともあり、参加した高校生、大学生も終始和やかな雰囲気で研修が進んでいきました。
【1日目:イラストレーター研修】
こちらはイラストレーターの研修の様子です。基礎編ということで用語から始まり、基本的な操作の仕方を確認し、実際に使ってみながら覚えていきました。参加者のほとんどが初心者ということもあり、はじめのうちは操作がかなりぎこちない姿がちらほら見えました。まきのさんが
「ペンツールを持ってください」
というと、そのペンツールをパソコンの画面から探すところから始まり、やっとの思いで見つけた次は、そのペンツールを使って操作し・・・と悪戦苦闘しながらも、真剣に取り組みました。
午後には操作にもだいぶ慣れ、パソコンを動かすワークが多かったことから、自分でいろいろな色を試してみたり、線の動きを確認してみたりと自分から積極的に操作できるまでになりました。ワークの作業中も
「この線をつなげて描きたいんですけど、つなげようとすると他のところがつながっちゃって・・・どうしたらできますか?」
と自分が描きたいものについて、具体的にこの部分がわからないと聞けるようになりました。最後にはこの日学んだスキルを駆使して、ロゴ作成を行いました。
【2日目:フォトショップ研修】
2日目はフォトショップ研修です。写真などの画像加工ができるソフトということもあり、昨日以上に盛り上がりました。いくつかの画像を重ね合わせたり、すかしてみたりといろいろな加工ができることを学びました。
はじめにやったワークの中で、傾いて撮ってしまった写真をまっすぐにする方法では、まっすぐになった瞬間、参加者から「おおー!!」という声が思わず出るほど、知らないスキルがたくさんありました。
中でも1番盛り上がったのは「消す(見えなくする)」加工です。こうした加工がフォトショップでできることは知っていた参加者が多かったですが、実際に自分で画像を加工して見えなくなると、かなり驚きがあります。
こちらが元の画像です。
そしてこちらが、実際に参加者が加工した画像です。
お判りでしょうか?左下にいた2人の人が消えてしまいました!
今回の研修はどちらも基礎編ということで、かなり初歩的なことを1から教えていただきました。まだまだ使い方やできることがたくさんあるソフトではありますが、参加者の「もっと使ってみたい!」という意欲が引き出されるような研修となりました。
参加者からは
「もっと使ってみたい!チラシとかを自分で作れそう!」
「いろいろ試して、使いこなせるようになります!」
という声が聞かれました。今後もBridge for Fukushimaではたくさんのイベントを開催する予定です。イベントだけではなく、こうした高校生たちの制作物であるチラシや、ポスターも合わせてご覧いただければ幸いです。
最後に2日間講師をしていただきました、まきのゆみさんに厚くお礼申し上げます。