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【イベント報告】留学フェローシップ

高校生を対象にした、「留学フェローシップ〜海外現役大学生による海外大学トークと進路選択ワークショップ〜」を
福島市チェンバおおまちにて開催しました。
 
 
「特定非営利活動法人 留学フェローシップ」(以下、留フェロ)に所属するメンバーは、日本の高校から進学した現役留学生です。
今回は、福島県出身の2人を含む6人の大学生が来てくれました。
 
 
「どうして海外留学しようと思ったのか?海外留学してみてどうだったか?」を高校生に伝えるために、4人の大学生が、それぞれ実体験を元にプレゼンテーションを行いました。
 
 
初めのプレゼンテーターは、ハーバード大学の髙島 崚輔さんです。大学の寮で行われる伝統行事や食堂の話しなど生活に関わることをお話くださいました。高校生たちは、留学生活に対する憧れがより一層大きくなっっていたようでした。
そんな髙島さんが大切にしているのは、「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉です。
暗くて隅っこで本を読んでいたような少年が、生き生きとプレゼンする姿は、まさにチャンスを物にしてきた人なんだと感じました。
 
 
 
 
 
2人目のプレゼンテーターは、アーラム大学の小林 聖弥さんです。
自分に限界を作らず、志を高く持ったことで留学へ進むことができたという、お話をしてくださいました。
 
 
次に、「理想の自分」というテーマで高校生と大学生がワークショップを行いました。
高校生たちは5W1Hに合わせて、「自分は・いつからいつまでに・どういうところで・どのような人になりたいか・なにをしたいか」を考えました。
高校生が考える理想の自分に対して、大学生は問答法で深堀していきます。
「なぜ薬剤師になりたいの?」「なぜ医療なの?」などと質問を繰り返すことで、「理想の自分」の矛盾点に気づいていきました。掘り下げていくと、「自分って何者なんだろう?」と本質を見直そうと必死で頭を抱えていました。
 
 
 
3人目のプレゼンテーターは、ウェズリアン大学の名合 史子さんです。
部活に勉強に課外活動に活発なJK(女子高生)生活を過ごした名合さんは、自分に合った学び方を選びたい!と思い、少人数で講義が受けられるリベラルアーツの大学に留学しました。
海外の大学と日本の大学では、語学の違いだけでなく、講義体制やシラバスの組み方も全く違うのだと知ることができました。
 
 
4人目のプレゼンテーションは、キングス・カレッジ・ロンドンの後藤 悠香さんです。
普通の家庭で育ち、普通の高校生活を過ごした後藤さんは、留学に対して持っていたさまざまな不安の壁をぶち破るまでに至ったお話を聞きました。
後藤さんの境遇と自分をすりあわせて、親近感を持った高校生も多く、終わった後にも奨学金について熱心に相談している子もいました。
 
 
2回目のワークショップは、「理想の大学」がテーマでした。
1回目のワークショップで考えた「理想の自分」になるためには、どんな大学がいいのかを考えました。理想の学部、理想の大学環境、理想の講義形態など思いつくままに書き、大学生からは海外の大学の情報を得ていました。
 
 
 
ここで全てのプログラムが終わりましたが、ほとんどの高校生が残り、大学生に個別で相談をしていました。自分の進路をどうしたらいいのか、悩んでいる高校生にとって、自分の課題を見つけたり、勉強方法を知ったりと、学びの一日になりました。
また海外に留学している大学生と知り合いになることで、「海外」が近く感じるようになりました。
これからも継続していけるイベントになればいいなと思います
 
留フェロメンバーのみなさんありがとうございました!
 

一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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