震災から8年が経過しようとしている今だからこそ、原発から20Km圏内に位置する浪江町で震災当初何が起こって、どんな困難に直面しどんな意思決定をしなくてはいけなかったのか考えてみませんか?
Bridge for Fukushimaでは実際に浪江町役場の皆さんの経験をヒアリングし「ケースメソッド」を2014年に(株)ラーニングイニシアチブさんと共に作成し、これまで国内外の大学・大学院の授業、行政や企業の研修を行ってきました。
浪江町役場の方々の経験を追体験することで、災害時にすべき自分の対応、組織の対応、今後の震災に向けた備え、今後の復興の在り方などを深く考えていただける機会になればと考えています。
今回は、ちよだプラットフォームスクウェアにてこのケースを使った研修を行いますので、是非ご参加ください。
まだまだ申し込み受付けています。
日時 :3月6日水曜日18:30~21:00 (1日のみの開催に変更となりました)
場所 :ちよだプラットフォームスクウェア会議室(東京都千代田区神田錦町3‐21)
参加費:社会人3,000円、大学生1,000円
定員 :10名程度(先着順)
※参加をご希望される方は、
norikosato@bridgeforfukushima.orgもしくは、団体のメッセンジャーにご連絡ください。
問い合わせ先:024-503-9069(担当:佐藤)
ケースメソッドとは
ハーバード・ビジネス・スクールで採用された事例研究法の一つ。特定の学習目標を達成するために、意図的に構成された教材(企業の実事例に基づく比較的長文の事例)を用いて、経営管理上の諸問題について集団で討議を行い、問題解決能力等の向上を図る教育手法。ケースは教育の素材ではあるが、一般的な教材とは異なり、記述されているのは「事実(現実通りとは限らない)」であり、学ぶべき事項(知識や理論など)は与えられず、それらは学習者自身が考えて作り出していかなければならない。「どんなことを問うべきか」「何を考えればいいのか」を学ぶ訓練法であり、実際に体験することができない様々な失敗や成功をシミュレートすることができる。学習者自身が主体的に学ぶ学習方法。ハーバード大学が新幹線の清掃を行うJR東日本グループのテッセイを、ケースメソッドの題材にしていることでも有名です。