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【あいでみ】福島・中国友好交流事業「あいでみ」第5期生活動報告会を実施いたしました。

2017年2月5日(日)に、福島・中国友好交流事業「あいでみ」第5期生の活動報告会をコラッセ福島にて行いました。

「あいでみ」とは、2012年に悪化する日中関係に危機感を抱いた福島の高校生(当時高校1年生だった3名)の思いから生まれ、福島と中国の高校生同士の草の根の交流から、日中関係を改善するための企画として始まりました。

本年度は5期生として、福島県内の高校生18名があいでみメンバーとして活動いたしました。また、中国側の交流先として、復旦大学付属中学校の高校生と活動いたしました。

報告会には、本事業の助成をいただいております福島県社会教育課様をはじめ、関係者の方々、メンバーの保護者様や友人、あいでみOB・OGなど20名にご参加いただきました。

はじめに、当団体代表理事伴場、あいでみ事業担当加藤より本事業について話しをいたしました。続いて、第5期代表生徒芳賀萌美さんより夏・冬の渡航全体の流れと、5期生として交流することの価値について話しをしました。

 

その後の全体発表では、まず7月の福島県での交流について報告をしました。福島市内にあります、福島県立福島高等学校での授業見学や、相双地区の視察、会津や東京での文化体験の様子を報告いたしました。

続いて、12月の中国上海での交流について報告をしました。現地高校生との交流会の様子や、「教育」をテーマとした視察、ディスカッションの様子、上海での文化視察の様子などを報告しました。

特に、今回は「教育」をベースに「意識の差」「中学校の教育」「高校の教育」「留学」と4つのテーマを設け、復旦大学付属中学校や留学希望者向け専門学校などを視察。視察と事前調査を行った上で、英語・中国語・日本語でディスカッションを行いました。


言語の壁はもちろん、一つのテーマから見える両国の違いや共通点を考え、まとめあげていく作業に悪戦苦闘したようです。しかし、そこからより両国のことを知る機会になったと報告しました。
最後に、高校生リーダーとして活動した5名とあいでみ第1期中国メンバーとして関わり、日本に留学をし、5期生の活動を支えたメンバーから活動を通した感想を話しました。
「人を変えるのは、人」「あいでみがなければ、日本語を一生懸命勉強し、留学することは考えなかった。」「この活動が今後、日中友好ならびにメンバー各自の成長につながるものとしたい」「震災から6年を迎えるので、あいでみがどのような形で変わっていくかとても楽しみであり、10年15年と続けていく責任があると感じてます」などお話しました。

あいでみ5期生としての大きな活動は今回の報告会を持って終わりますが、この活動が参加メンバーから派生し、身近な周りの人たち、学校、ひいては日中の友好へ草の根からではありますが、寄与していくものだと感じる報告会となりました。

 

ご参加いただいた方々、ならびにあいでみにご協力いただいた多くの方々へ改めて御礼申し上げます。

引き続き、あいでみの活動をどうぞよろしくお願い致します。

詳しい活動の内容は、【報告書】よりご覧いただけます。


一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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