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【第二回・ふくしま復興かけはしツアー】

少々日があいてしまいましたが、2/1,2、福島交通観光(株)企画実施、一般社団法人Bridge for Fukushima、Bridge and Associates Consulting合同会社共同企画による、【第二回・ふくしま復興かけはしツアー】を開催しましたこと、ご報告致します。
・2/1(金曜)
雨の予報も出ておりましたが、前回とはうってかわって初春のような暖かな夜、参加者30名を乗せ東京駅を出発したバスは定刻通り宿泊地である飯坂温泉に到着。今回も、若松味噌醤油店さんの「相馬田舎味噌」を使用した豚汁で暖まりました。

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松島屋旅館・女将さんのお出迎え。今回も、震災直後の飯坂温泉の様子をお話してくださいました。
・2/2(土曜)
前回に引き続き、相馬ではNPO法人相馬はらがま朝市クラブ・高橋永真理事長に、南相馬市小高区ではBridge for Fukushimaスタッフ(NPO法人浮船の里理事・久米さん)に、そして今回、南相馬市鹿島区では若松味噌醤油店・若松店長をはじめとする鹿島商工会青年部の方々の
全面的ご協力を賜り、現地のお声をお聞かせいただきました。

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相馬市・尾浜海水浴場跡にて、NPO法人相馬はらがま朝市クラブ・高橋永真理事長によるご説明。

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尾浜海水浴場跡・慰霊の卒塔婆にて。

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喰う処「報徳庵」。今回は何と、試験操業による相馬産の魚介類をいただきました。全品放射性物質検査をクリアした、安全で、今となっては大変貴重なものとなってしまった品々です。

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揃いの法被姿でお出迎え・ご案内くださった鹿島商工会青年部の皆様方。

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南相馬市鹿島区烏崎。この写真に写る場所にはかつて、家がありました。

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堤防を破壊したのは、引き波でした。

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海から2kmほど離れた、みちのく鹿島球場。「がれきで埋め尽くされ、到底進入することなどかなわなかった3月11日の深夜、「助けてください」という声がバックネットの向こう側から確かに聞こえたけども…」という商工会の方のお話に、皆様言葉を失っていらっしゃいました。

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みそ漬処「香の蔵」さんにてお買いものです。震災後、ツアーバスが来なくなったことは、「香の蔵」さんにとって大打撃でした。

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小高区の久米さんによる、お話です。前回のアンケートを踏まえ、今回は久米さんとの質問・対話形式にて小高区のご案内を進めました。

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東京への帰路、「かーちゃんの力・プロジェクト」によるお弁当をいただきました。
今回参加者の皆様から頂戴したアンケートの中で、私が特にうれしかったのは「福島でおこったことは、日本全体のこと。やはり、できるだけ現場に近いところの現状を見ること、住んでいる人の話、活動している人の話を聞くことは必要」というメッセージでした。
徐々に東北の復旧復興に関するニュースが減っていく中で、東北の現状を「自分ゴト」として考えてくださる首都圏の方がいらっしゃることは、大変励みになります。
今朝の福島は、大雪です。
「冬はかならず、春となる」
そう言ってくれたのは被災した相馬市原釜の包材屋さんでしたが、大雪だろうと、Bridge for Fukushimaは地道に活動を続けます。今後ともよろしくお願いいたします。

BFF 加藤


一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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