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事前準備&1日ボランティア体験

GWに向けて着々と準備が進行中!

発起人の1人で、今回中心となって現地で調整をしてくれているK村氏改めアフリカおじさんが26日に、GWの活動の参考に実際に事前に現地でボランティアをしてきました。

以下、アフリカおじさんの活動報告から。

26日は4-5件の清掃要請が、被災家庭からボランティアセンターに上がる。50人程度のボランティアを5グループぐらいに分けて、一軒10名ほどのグループ編成。10名のうち、経験者がチームリーダーに指名される。

ボランティアセンターから、車で約10分ほどで、依頼者の堀本さん宅に到着。早速、5人程度のサブ・グループに分かれて作業開始。チーム構成は、広島からきたお坊さん、二本松在住の元市職員、相馬の若者(学生?)×2、ウエブクリエーター、地元のおじさん×2、その他3名ほど。

私は泥かきサブチーム。主な作業は、納屋(資材置き場?)に溜まった、粘土状になった砂泥をスコップですくい、一輪車にのせ、敷地内の泥置き場まで運ぶというもの。砂+土+海水+砂利+わらを運ぶきつい作業。周りは一面ガレキの散らかった田んぼだった。

15分作業、5分休憩を続けているうちに、昼休み。依頼者宅の庭にござをひいて昼食。ボランティアの一人がもってきたガスコンロでお湯を沸かして、インスタントコーヒーをつくって、簡単に自己紹介。朝のうちに買っておいたコンビに弁当を食べる。

午後も引き続き、泥だし作業を15分、5分休憩のペースで進める。学生からアフリカおじさんのあだ名を頂戴し、午前よりは打ち解けた雰囲気で作業が進む。握力がなくなり、腕はパンパンにはり、腰も痛い。

15:30ごろ作業を終了、スコップや一輪車などの作業道具を水道で洗って、車に積んで、ボランティアセンターに戻る。

鹿島ボランティアセンターでは、避難所向けのお風呂を時間を区切ってボランティアに開放している。16:00-17:00まではボランティアが利用することができ(実際は時間制限はあまり厳格ではないらしい)、風呂場は思ったおおきく、シャワーが4-5台程度あり、湯船は2畳程度。ボランティアでごったがえす。熱い風呂につかり、疲れが癒える。

その後、同じグループで活動した古川君と、宿泊場所のある原町に車で移動。原町のNPOから提供してもらった古い映画館の建物に泊まる。大正時代にできた建物らしいが、3.11の地震でも被害がなかったとのこと。いすに寝袋を並べて寝る。熟睡。寝袋一枚でも寒くはなかった。

食事は、宿舎?近くの居酒屋「村さ来」。物資が不足しているため、つまみは特別メニューで営業している。原町の駅前にコンビあり。

作業に必要な道具を購入するホームセンターや、スーパー、コンビニは営業していて物資も十分ある。ただし、ゴールデンウイークはボランティアが増えることが予想され、一部品切れもありうるかも。また、宿泊場所の旧映画館近くに銭湯あり。原町の店舗はほとんど閉店しているが、飲食店の一部は開業中。

と、こんなかんじの1日のようです。


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