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町のいま・むかし⑦「富岡えびす講市」

町のいま・むかし⑦「富岡えびす講市」
7回目となる今回は、11月9日・10日に催された「富岡えびす講市」についてです。

大正12年から商売繁盛と五穀豊穣を願い事代主神社の祭礼に合わせて、毎年この時期に秋市「えびす講市」が開催されてきたそうです。東日本大震災と原子力発電所の事故で大きな被害を受け中断していましたが、平成29年に復活を果たし、今年で91回目を迎える歴史ある秋市です。

 


会場はJR常磐富岡駅から歩いて10分ほどのところにある、富岡第一小学校校庭です。広い校庭にはステージを挟んで両脇に町内外からの企業出店がずらりと並び、予想以上の数に驚きました。

 

 

会場隣の体育館では、富岡町やえびす講市の歴史などが写真やジオラマなどでわかりやすく展示されていて、町民の方には懐かく感じられると思います。大正時代から使用された「恵比寿講祭」の赤い旗も展示されていて、保存状態の良さにさらに驚きました。

 

 

イメージキャラクターの”とみっぴー”にお出迎えをしてもらった後、あちこち見て回りました。

つきたての振る舞い餅を頂いたり(大根餅って美味しい!)

富岡町の米と福島市にあるバウムラボ樹楽里のお店のコラボ商品「富岡ライスバウム」
桜のバウムクーヘンはここでしか買えないそうです。

 

お隣の楢葉町から出店していた豚壱の豚丼は秘伝のタレが絶品で、昼過ぎには完売していました。

 

ステージではひょっとこ踊りや、富岡小中学校の校歌の合唱や、大道芸、能とバレエとピアノのコラボレーションなど多様な催しがおこなわれたり

イベントのクライマックスでは、紅白のえびす餅投げ抽選会がおこなわれました。餅と一緒に番号札も入っていて、当たると豪華賞品まで頂けるとあり、ステージ前では最高の盛り上がりとなりました。

広い会場内ではやはり、あちこちで再会に喜んでいる人などがみられて笑顔の二2日間でした。今回のポスターにあった「つないでいこう富岡町の未来」という言葉とおりその想いが伝わった、えびす講市だったように感じます。
マンパワーって素晴らしいですね!!来年も楽しみにしています。


この事業は、当団体が福島県「令和元年度福島県避難者・帰還者心の復興事業」の助成金の交付を受けて行っています。


一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
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