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【インターン生の活動報告】_Part1

皆さんこんにちは。
Bridge for Fukushimaの三週間短期インターンシップ生として活動しております福島大学の熊谷です。今回のインターンシップに参加したのは、自分自身がより成長したいという思いと、これからも福島という場所に住んでいくうえで、震災、原発という問題にもっと向き合っていかないといけないな、と思ったからです。
先週の月曜日から参加しており、今日で10日目です。毎日が、気付きと学びの連続で、何を書こうか迷うところですが、ここ2~3日の印象的なことについて書いていきます。
一つ目は、「歴史の重要性の再確認」です。
Bridge for Fukushimaが今後南相馬市小高区で活動していくために、私は図書館に行き、南相馬市の特に小高について歴史や文化について学んでいますが、とっても奥が深いなと感じています。南相馬市の歴史について調べていると、住んでいる人たちの背景や、大事にしている部分が分かるような気がして、なんだか楽しくなってきました。その反面、一昨年に起きた震災に目を向けると、とても胸が痛くなりました。自分は今まで、歴史を軽視していたわけではないけど、生きているのは今なのだから、歴史、文化について調べる必要もないだろうと思っていました。でもそれは違っていて、その土地の歴史や文化について調べることによって、以前よりもそこに住んでいる人たちの言葉や声をより聞いてみたい、話してみたいと思えるようになったのは、驚きであり、面白いなと思いました。 今後も、時間のある限り土地ごとの歴史や文化について触れていきたいです。
二つ目は、エル・システマジャパンの事業が面白いなと感じたことです。2月24日(日)、相馬市のはまなす館で子どもたちがコンサートを行われました。そこで、Bridge for Fukushimaは東京から来た方々の福島駅からはまなす館までのバスのコーディネイトを行い、今の福島県の現状について、知ってもらいました。そこに、自分も同行させていただきました。
エル・システマとは、無償で楽器を提供し、クラシック音楽を小学生の子どもたちに無償で教える指導員の方がおり、コンサートに向けて楽しく練習し、勝ち負けなしに発表していくものです。
私は、エル・システマの仕組みが強烈に素敵だと感じました。子どもたちは楽器を弾けるようになると、笑顔が増えて、自信がつく。家で、子どもたちが演奏の練習をしたり、楽しそうに話をしている姿を見て、家族も明るくなる。コンサートで、楽しそうに演奏している子どもたちを見て、無償で楽器の提供している方、子どもたちに指導している方、がみんなやって良かったと思える。子どもたちの笑顔を中心に様々な人が関わって、幸せになる。そして、楽器を演奏していくことによって、子どもたちの心の豊かさにもつながっていくと思うとなんだか素敵だな、と思いました♪ぜひ、今後も続けていって、いろんなところでエル・システマの活動が行われていけばいいな、と思います。
こちら、エル・システマジャパンの公式サイトです。コンサート当日の様子が載ってあるので、ぜひ見てください。
http://www.elsistemajapan.org/ 
今日の報告は、これで以上とさせていただきます。これからは、できるだけ毎日更新していきたいです。それでは、また明日報告します!!


一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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