プロボノとは、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献をする、専門性を活かしたボランティア活動のことです。
Bridge For Fukushimaでは、様々なボランティアコーディネートを実施してきましたが、今回は福島のNPO、社会起業家をつなぐプロボノコーディネートを行います!
「福島の現状はどうなっているんだろう?」
「何か私に出来ることはないだろうか? 」と思っている方々。
福島に来て、福島を見て、福島を感じて、あなたの力をプロボノとして活かす機会を発掘してみませんか?
日程
9月8日(土)8:30福島駅集合~19:00福島駅解散
見学地:Bridge For Fukushimaの活動エリア(福島市・相馬市・南相馬市・二本松市)
スケジュール(場所)
9:00 出発(福島市・福島駅前)
10:00 小高地区見学と団体訪問(南相馬市)
11:30 相馬基地でお水配布を見学(相馬市)
12:00 NPO法人はらがま朝市クラブの直売所・喰う処「報徳庵」で食事(相馬市)
14:30 大堀相馬焼を訪問(二本松市)
15:30 避難生活を送る“かーちゃん”たちによる食文化発信プロジェクト「かーちゃんの力・プロジェクト」訪問(福島市)
17:00 座談会で振り返り(福島市)
19:00 解散(福島市・福島駅前)
(※自由参加で懇親会あり)
参加対象
プロボノとして福島で活動したいと考えている方々
定員:8名(より近く、より深く、現地を感じられるように少人数制にしています。)
参加費
ツアーではないため昼食費、ガソリン代などの実費をいただきます。詳細に関してはメール等でお伝えします。
コーディネーター
一般社団法人Bridge For Fukushima
当日の様子
「福島で一緒にプロボノを機会を発掘しましょう!」という目的で、東京や福島の企業や団体で活躍する皆様を相馬市、南相馬市、福島市へご案内しました。
「専門性を活かしたボランティア=プロボノ」をヒントに、福島から離れた場所で、どう福島と関わりを持てるか?を考えるツアーとなりました。
まずは相馬市のNPO法人相馬はらがま朝市クラブ。理事長の高橋さんから、相馬市の状況や現在までの活動についてのお話を聞かせていただきました。津波被害や補償金・原発の賠償金など様々な問題がある中、今後は被災者と支援者という一方通行の支援ではない活動が必要とお話しされました。
そして報徳庵のおいしい食事をいただきました。
次に南相馬へ移動し、コミュニティスペース「みんな未来センター」をお借りし、NPO法人フロンティア南相馬の活動について、池田理事よりお話を聞かせていただきました。
フロンティア南相馬は震災後様々な復興支援活動を行い、現在は子供支援と、ネット販売を活用した産業支援、放射線量測定などの生活支援を軸に活動しています。
池田理事が震災後に南相馬に深くかかわりを持ち、移住した話が特に印象的でした。
最後に「かーちゃんの力・プロジェクト」を訪問し、今後必要な支援について聞かせていただきました。
参加した方々からは、
「現地を実際に見て、聞いて、それぞれの地域の課題がわかり、つながりが出来た。」
「実際にプロボノを行うとすると、受け入れる側もメニューが必要。」
「今後の関わり方のヒントが見えた。」
という意見が出ました。
今後Bridge for Fukushimaでは、福島を案内するイベントや、プロボノを活用した支援の仕組みづくりを行っていきたいと考えています