6月25日(日)に福島市で「Pre High School Pitch第2回~プロジェクトってなに?~」が行われました。
「Pre High School Pitch」とは、学校では学べないことをキーワードにプロジェクトを行っていく上で必要なことを学ぶことができる勉強会です。今回の参加者は、高校生11名・社会人2名の計13名です。これからプロジェクトを始めていきたいと思っていたり、まだ何ができるかわからずもやもやしていたりと、それぞれの思いを一歩進めたいという気持ちで参加をしていました。
まずは、テーマにもなっている「プロジェクトってなに?」についての話をBFF代表の伴場が行いました。
「プロジェクトってなんだろうね?」
という伴場の問いかけに、しばし悩んでいた高校生たちですが
「社会の活動を解決するため」
「社会をより良くするための活動」
「目的を達するための活動」
といった意見が出てきました。それぞれが今思い描いているプロジェクトのイメージを出し合い、そのキーワードの中からプロジェクトの要素を拾っていきました。「勉強がうまくいかない」という高校生の経験を事例にどのようにプロジェクトが生まれてくるのかをたどりました。
プロジェクトについて、イメージができた後はワールドカフェ形式で、具体的に「地域・社会の課題」について考えていきました。3つのテーブルに分かれて、まずは自分が思う課題について出し合い、共有しました。あるテーブルでは、それぞれが出し合った課題を関連しているもの同士で分類し、一見全く違うような課題でも、話してみると根本は同じ問題を抱えていたり、同じキーワードでもニュアンスが違ったりと、自分とは違う視点から見た時の課題の多様さに驚いていました。
参加した高校生からは
「出てきた課題の中で取り組んでみたいものが出てきた!」
「これから始める活動に生かせる視点を持つことができた」
「1つの考えに固まってしまっていたが、もっと柔らかく考える必要があると改めて思うことができた」
といった感想が聞かれ、参加することによってプロジェクトの楽しさや、地域を見る視点を学ぶことができたようでした。
次回は7月30日(日)に福島市で「High School Pitch」が行われます。「Pre High School Pitch」で学んできたことで生まれたプロジェクトや、今実際に活動している高校生たちが、一般の方に活動のアイディアをもらったり、仲間を集めたりする開かれた場です。こちらのブログでも、随時情報を更新していきますので、どうぞお楽しみに!