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【High School Pitch実行委員会】Pre High School Pitch第3回~場づくりってなに?~

8月27日(日)に第3回Pre High School Pitchがいわき市で行われました。今回のテーマは「場づくり」です。プロジェクトを始めるときにどうやったら人を巻き込むことができるのか?どうやったら話し合いがうまくいくのか?というチームや団体の中でのコミュニケーションのあり方に課題を感じている高校生4名が集まりました。

 

講師にはホールアース自然学校福島校の和田祐樹さんをお呼びし、自然学校で行われているキャンププログラムで実際に行っているアイスブレイクや、和田さんが場づくりで大切にしているポイントを体感しながら学びました。

初対面の高校生もおり、初めは緊張した様子でいた高校生たち。おしゃべりなどもなく、黙々とワークシートを埋めていました。そこで和田さんが最初に行ったのはアイスブレイクです。じゃんけんを取り入れたものや、体を動かすものなど簡単なものでしたがアイスブレイクの時間が終わる頃には全員が楽しい時間を共有することができました。はじめは会話がなかった高校生たちも本人たちが気づかないうちに話しかけていたり、笑いあっていたりとアイスブレイクがもたらす効果を実感することができました。

その後は、次のステップである「話し合う」ということで、テーマ「今日の夕飯に何を食べるか」について全員で話し合いを行いました。まずは、その日のお昼ごはんに何を食べたのかを全員で共有していきます。それぞれ食べたものが違うなかで、夕飯に自分が食べたいものを、付箋を使ってアイディア出しを行いました。ある程度出てくると、今度は何を食べるのかの決定を行っていきます。高校生の中から分類わけをしようという意見があり、それに合わせて全員でお肉や魚、中華など項目も同時に決めつつ分けていきました。何が食べたいかということはもちろん、和田さんから予算はどうか?いわきで食べられるものなのか?などポイントになることを整理してもらいながら全員で決めていくことができました。

普段友達とご飯に行くときには何気なく決まっていることでも、模造紙や付箋を使って行うといつもより時間がかかってしまいました。たくさんのアイディアを出したいときや、テーマについて広げていきたいときにはとても有効なワークでも、目的によっては別の方法をとったほうが良い場合もあるということを実感しました。ワークをしている最中は気づかないことを、ワークのあとに和田さんにひも解いてもらうことで、はっと気づいたような顔をする高校生や、納得したように深くうなずきながら聞いている高校生がいました。いろいろな気づきがあったことや、これからの活動に活かしていきたいという感想が聞かれました。

次回のPre High School Pitchは白河で行う予定です!詳細が決定しましたら、フェイスブックページにてお知らせいしますので、お楽しみに!

一般社団法人 Bridge for Fukushima
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