10月29日(土)に第3回かっこいい大人の話を聞く会がBFF事務所にて開催されました。今回のゲストは福島県庁でお仕事をされている小川武さんです。小川さんは保健福祉部に所属されており、県民のくらしを支える仕組みづくり等をされています。
当日は8名の高校生が集まり、小川さんが経験されてきたこと、現在されている仕事のことなどをお聞きしました。これまで県庁での仕事について、ぼんやりとしかイメージのできていなかった高校生たちでしたが、お話を聞くうちに自分たちの生活とのつながりが理解でき、普段ニュースで聞くような出来事が、身近なものに感じられるようになったようです。
こちらは、これまで小川さんがされてきた仕事についてお話を伺っている様子です。
一見、高校生たちにはつながりの見えない部署だったとしても、実際にご経験されてきた小川さんのお話からは、小さなつながりを発見することができます。
参加した高校生の中には、「どうして何の関係もない部署に異動するのだろう?」と思っていた高校生がいました。しかし、小川さんのお話を聞くことによって、どんな経験もつながっていること、関係のないと思っている仕事同士でも実はつながっている部分があることが理解でき、普段何気なく感じていた疑問が解決されました。
またある高校生は、これまで何度か県庁のかたのお話を聞くことがあり、その方ともまた違った視点から、県庁での仕事について知ることができたという感想を話してくれました。
こちらは、高校生たちにとって身近な学校を例に、市町村や県、国との行政的なつながりを説明していただいている様子です。学校の運営がどのようにして成り立っているのかや、学校を建てる際の流れなどを図で説明していただきました。
高校生たちからは
「直接話すことが出来て、ぼんやりしていたイメージが晴れた」
「全く知らなかった県庁の仕事の話を聞くことで、考えが深まった」
「経験を基にされたお話だったので、客観的な部分と、主観的な部分の話が聞けた」
という感想が挙げられました。
小川さんのお話を伺うことで、県庁での仕事がどんなものなのか知ることが出来た高校生たちは、これまでよりも県庁での仕事が身近に感じられるようになりました。この経験はこれから将来について考えていく高校生たちにとって、貴重なものとなったでしょう。
最後に貴重なお時間を頂戴し、お話をしていただきました小川武さんに厚くお礼申し上げます。