7月2日(日)にBFFカレッジの「政治コース第1回ゼミ」「教育コース第2回ゼミ」が行われました!
【政治コース】
政治コースでは、ファシリテーターに松下政経塾の馬場雄基さんをお迎えし、初回のゼミが行われました。高校生と大学生メンターが参加し、まずはそれぞれがどんなバックグラウンドがあるのかを知るためにライフチャートの共有を行いました。ライフチャートではこれまでどんな経験をしてきたのかや、その時思ったこと、自分の転機となったことなどを共有したことで、知ることができました。
まずは昨日についてそれぞれ振り返り、どんな1日だったかを共有しました。参加者全員があまり良い1日ではなかったようです。
その後は、政治についてどんなイメージがあるのかを共有しました。高校生から出てきたのは
「難しい」
「つかみどころがない」
等の意見が挙がり、今話題になっている問題などの話で盛り上がる中、ファシリテーターの馬場さんからの
「政治は人々が幸せに暮らすためのものです。2800年前から幸福を求めてより良い社会にしようとしてきましたが、みなさん今幸せですすか?」
の一言がかなり衝撃的だった様子の高校生たち。2800年間も幸福を追求してきたのに、冒頭であまり良い1日ではなかったと振り返っていた
ことに対して、じゃあ過去の人たちはいったいどんなことをやってきたのだろう?という気持ちが強くなったようです。今後のゼミでは、今回のゼミの
内容をさらに発展させて探求していきます。
【教育コース】
教育コースでは5名の高校生が参加し第2回のゼミが行われました。前回同様、大学生メンターによるアイスブレイクを行い打ち解けた高校生たちでした。その後はライフチャート(これまでの人生を年齢軸、モチベーション軸でグラフにしたもの)を共有し、その後は「教育」からイメージするものを模造紙に書き出しながら共有していきました。
初めに高校生から出てきた言葉は「面白い先生」「かっこいい」「新しい価値観」といったプラスのイメージから、「学級崩壊」「地域による教育差」などのマイナスなイメージも出てきました。その中でも「発展途上国の教育」に興味を持っている高校生から
「はじめは発展途上国でも日本と同じような教育をできることがいいことだと思っていた。でも、その国にはその国の背景があるし、その国に合った教育の方法があると思い始めていて・・・」
という話がありました。ある視点から見たときは良いもののように思っていても、別の視点から見た時にはまた違った意見が出てくることもあります。1人の人の中でもそのような様々な意見が出てくる中で、このゼミに集まったメンバーからも新しい視点や考え方を共有することの大切さを感じられたようです。
後半はそれぞれの学校での思いを中心に語っていきました。今あまり学校に満足できていないこと、逆に満足できていることなどを共有し、ではなぜ学校に満足できていないのか?について全員で、意見を出し合いました。
「授業がつまらない」
というある高校生の意見に対して、共感を覚えるこの場に参加した高校生だけではなく、同じ思いを持ったことがある方々は多くいると思います。では、どういう授業がつまらない授業なのか?を考えた時に出てきた意見が
「先生からの一方的な情報発信で終わってしまう授業」
「そもそも関心が持てない」
上記のような意見です。ゼミではこうした意見を全員で考えることで「なぜできないのか?」「そうなっている原因はなんなのか?」を追求しいていきます。今回のゼミでは
「生徒にもできることがあるはず。たとえは自分から先生へ質問をするなど、双方向のコミュニケーションが大切」
といった考えに発展していきました。次回のゼミでは、今回出てきたイメージをさらに膨らませ、それぞれがどんなことに興味をもって探求していきたいのかについて考えていきたいと思います。
【政治コース】第2回は7月29日(土)、【教育コース】第3回は7月30日(日)を予定しています!
今後もゼミごとにこちらのブログを更新していきますので、ぜひご覧くださいませ。