1月21日(日)にBFFカレッジテクノロジーコースの第5回ゼミが開催されました。このコースでは郡山で起業された株式会社プレイノベーション代表の菅家元志さんと、そこでエンジニアをされている浜中圭助さんにファシリテーターとして、コースのコーディネートをしていただいています。
今回のゼミは「ビジネスとテクノロジー」をテーマに、菅家さんにお話をしていただきました。実際に菅家さんが作成したアプリや、仕組みを紹介していただきながらテクノロジーを使うことによってどのようなビジネスが生み出されているのかを探求しました。
メルカリなどのホームページを見ながら、どこでお金が動いているのか?儲けているのか?という菅家さんからの問いに対して
「SNSの広告が出ているからそこで広告費を取っている!」
「仲介手数料で利益を上げている!」
などと高校生からは鋭い視点で次々と見つけていきます。普段からSNSを利用していたり、インターネットを活用し足りしていることからこうした視点が養われていることが分かります。一方でビジネスという視点でじっくり見たことがなかったことから、探してみるといろいろな利益を生み出す仕組みが散りばめられていることを発見することができました。
その後は、前回のゼミでも行ったCSSとHDMLを使ったプログラミング講座です。前回のゼミに参加した高校生が、今回初参加の高校生へ教えてあげる場面も見られました。実際にコードを少し書き換えるだけでホームページのフォントが変わったり、文字の色が変わったりすると感動の声が聞かれます。逆に2回目に参加した高校生はもう1つ次のステップで、どうしたら思ったように動くようになるのかひたすらに悩んでいます。お互いに教え合ったり、聞き合ったりすることでより一層学びが深まっています。
また、テクノロジーコースではそれぞれがテクノロジーや興味のあることを用いてプロジェクト活動を行っています。今回は高校の授業で行っている6次化商品の販売会についてのアイディア出しと、ビジネスコンテストで考えたビジネスモデルのブラッシュアップを行いました。それぞれが、テクノロジーを活かしたアイディアを出していました。
一方でテクノロジーを活かすためにもどんな人をターゲットにするのか?ということについてもディスカッションしました。テクノロジーはとても便利なものですが、その人にとって1番いい形ではないかもしれないというお話を菅家さんからしていただいた際には、高校生ははっとした表情をしていました。販売会もビジネスモデルも、ターゲットの方が何を求めて、どんな形が1番その人にとって良いことなのかを考えることが大切で、最大化するうえでの1つの選択肢がテクノロジーということなのだと気づいた様子でした。
全5回のゼミを終え、高校生たちの活動ややりたいことはますます広がっています。今後はこのゼミを通して探求したことを活かし、どのような形にしていくのかを考えていきます。高校生たちの探求の形がどのようになっていくのか楽しみです。今後もこちらのブログでご紹介していけたらと思います。
最後に今回テクノロジーコースのコーディネートをしていただきました菅家さん、浜中さんに厚くお礼申し上げます。