探究ケースメソッドファシリテーター養成研修を実施しました

2025年8月18日,19日の2日間で、「探究ケースメソッドファシリテーター養成研修」を実施しました。

本研修は、三菱みらい育成財団の助成を受けた
[「ケースメソッド」を用いた主体的・協働的な学習を実践できる教員・指導者育成プログラム]の一環です。
「総合的な探究の時間」の事例(ケース)を用いたケースメソッド研修を実施できるファシリテーターを養成する研修となっており、8月18日・19日、10月11日の3日間でケースの作成やファシリテーションなどについて学んでいきます。

今回の研修では、北海道から熊本まで全国各地から9名が参加しました。

研修では、チェックインでお互いについて知った後、タイプの異なる3本のケースを用いた対話・議論を行いました。
また、探究ケースメソッドファシリテーターとして研修を実施することを踏まえて、ファシリテーションの仕方についてもワークの中で触れていきました。

○ケース1本目「探究4年目」
1本目は、探究担当教員へのインタビューをもとに作成したケースです。

グループに分かれてケースを読みながら、
・探究担当教員にとって一番の課題は何なのか、どうすればその課題を解決できるのか
・自分の中での、探究を評価する基準は何で、なぜそれが基準になるのか
などについて議論を深めていました。

○ケース2本目「高校生とそば打ち名人」
2本目は、探究活動を行っている高校生へのインタビューから作成したケースでした。

・生徒がどのような過程で変化していったのか
・周りの大人の役割や関わり方
・自分が伴走側だったらどうするか
などについて議論を深めていました。

○ケース3本目「ケースの作り方」
3本目は、ケースを作成するときの様子や過程を文章化したケースでした。

・研修を実施する立場だとしたらどのような問いをつくるか
・ケース作成の過程で印象に残った部分はどこか
・出来そうな過程はどこか、逆に出来なそうな過程はどこか
ケースの内容を読み取るだけでなく、ケース作成や研修をファシリを行う側の視点で議論を進めていました。

○振り返り
研修を受ける前とくらべてケースメソッドへの理解が進んだ。
体験したからこそ自分が出来そうな部分と苦手な部分が見えてきた。
といった感想がありました。

次回は10月11日(土)に3回目の研修を実施します。

〇ケースメソッド研修実施校募集のお知らせ
現在当団体では、ケースメソッド研修を実施する学校を募集しています。
ケースメソッド研修は、教員の探究授業に関するマネージメント能力、 実践スキル、批判的思考力などの向上に繋がります。
研修には
①既存のケース(他校の事例)を使用した研修
②自校のケースを作成し、それを用いた研修
の2パターンの研修があります。

現場の状況等を確認したうえで状況に合わせた研修内容を決定していきます。

ケースメソッドや研修に興味がある方は、団体の問い合わせフォームまたはメール(info@bridgeforfukushima.org)までお問い合わせください。

本事業は、一般財団法人三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しています。

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