「探究ケースメソッドファシリテーター養成研修」を実施しました

2025年10月11日(土)に「探究ケースメソッドファシリテーター養成研修」を実施しました。

本研修は、三菱みらい育成財団の助成を受けた
[「ケースメソッド」を用いた主体的・協働的な学習を実践できる教員・指導者育成プログラム]の一環です。
「総合的な探究の時間」の事例(ケース)を用いたケースメソッド研修を実施できるファシリテーターを養成する目的となっており、8月18日・19日、10月11日の3日間でケースの作成やファシリテーションなどについて学んでいく研修です。

○ケース「高校生蕎麦打ち名人が出来るまで」
このケースは探究担当教員へのインタビューをもとに作成したケースです。

グループに分かれてケースを読みながら、
・探究担当教員が向き合ってきた課題は何だったのか
・良い探究とは何なのか
などについて議論を深めていました。

○ワーク「ショートケース作成」
現場でケースメソッドを用いた研修を実施することを想定して、ショートケースの作成の体験を行いました。
2人ペアに分かれ互いに話を聞き、その内容をショートケースという形でまとめていきました。

・どのようなテーマにするか
・学びをどこにするのか
・学びの為にどのような問いにするのか
を意識ししながら作成し、その後グループでそれぞれのケースを共有しあいました。

○振り返り
・3日間の研修を経て、自分がファシリテーションやケースライティング、問いだしのどこが得意でどこが苦手なのかを知ることができた。
・様々なケースを体験できたので、現場での活用法が少しだけイメージがついた。
といった感想がありました。

〇ケースメソッド研修実施校募集のお知らせ
現在当団体では、ケースメソッド研修を実施する学校を募集しています。
ケースメソッド研修は、教員の探究授業に関するマネージメント能力、 実践スキル、批判的思考力などの向上に繋がります。
研修には
①既存のケース(他校の事例)を使用した研修
②自校のケースを作成し、それを用いた研修
の2パターンの研修があります。

現場の状況等を確認したうえで状況に合わせた研修内容を決定していきます。

ケースメソッドや研修に興味がある方は、団体の問い合わせフォームまたはメール(info@bridgeforfukushima.org)までお問い合わせください。

本事業は、一般財団法人三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しています。

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