先日、福島県立葵高等学校の教員およそ40名を対象に、「総合的な探究の時間」”葵ゼミ”について教員間で対話をとおして考えていくワークショップを実施しました。

最初、「葵ゼミ」を中心に自分の居心地が良い場所に移動してもらい、その後グループに分かれ、その場所について対話します。

なぜその場所なのか？そこで感じたことや気づいたことは？
各グループで意見をまとめて最後に全体で共有します。

全体の話を聞いた後、もう一度移動してもらい、前と後で違ったことがあれば共有してもらいます。
今回は生徒ではなく、自分を主語で考えながら一つのテーマで教員間でじっくり対話する初の試みです。

終了後、「葵ゼミへの関係が全体的に可視化できた」「葵ゼミへの共通理解を図るための土台つくりにつながる」「授業内でも教員は生徒と対話をおこなうべき」など様々な気づきや感想がありました。
多様な意見や違いを理解しあい、日常的にこのような対話がおこなわれることに期待します。