探究の「テーマ」とそこから生まれる「問い」を深堀りするワーク実施しました@葵高校

10月6日に引き続き、11月10日(金)に県立葵高校の1年生約200名を対象にワークショップを実施しました。ファシリテーターは代表の伴場です。
2学期に入り、自分の探究テーマから探究課題を決めて動きだす生徒もいますが、まだまだテーマがモヤモヤしている生徒もいる時期、今回は探究したいテーマやそのテーマからどんな課題があるか、視点を広げて考えていくワークです。

アイスブレイクとして、鑑賞ワークを実施します。
1枚の絵を見て感じたことを書き出しグループで共有します。

「絵を回転させ見方を変えるとまた違った感じになる鑑賞ワークで、あらたな疑問がうまれるきっかけとなるということが分かり面白かった。」という感想がありました。

1つの画像を見てポストイットに知っていることを書き出し、その後グループで共有します。今回は画像をあえて「りんご」「アップル」「Apple」等々グループで言葉を決めてポストイットに書き、新聞紙の中央に貼り、そこにみんなのポストイットをカテゴリー別に分けて張り出す作業です。

ここで、他のグループを偵察に行きます。探究でいえば「情報収集」にあたります。

偵察してきた情報をさらに自分たちのグループで共有し、追加でポストイットに書き込みます。
「身近なりんごでもたくさんの情報があることが分かった。」「他の人の意見も面白く参考になった。」「頭を柔らかくしたら考えが深まった。」などたくさんの感想がありました。

次に、今自分が考えている「テーマ」をA4用紙の真ん中に書いて、りんごのワークのように様々な視点で浮かんだことを回りに書き込みます。まだテーマが浮かんでない生徒は、この時間でゆっくりテーマを考えていきます。
最後に自分のテーマをグループで共有し、他の生徒からまた違った視点で意見をもらいます。

「視点を変えることで見えてくるものが違うというのは参考になった。」「連想して書き込むことで探究したいことが明確になった。」「人の数の考え方の多様性に驚きを感じた。」「情報収集して行動するは将来にも役立ちそう。」などの感想がありました。

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