郡山東高校で、探究の授業を実施しました。

2023年5月26日(金)に、郡山東高校の「総合的な探究の時間」にて授業を行いました。

今回は「個人探究の「テーマ」と「問い」をより深掘りするためのツール(手法)を体験する!」という目的で授業を実施しました。

〇「アイスブレイク」
最初にアイスブレイクを実施しました。
自分の考えを出しやすい雰囲気するために、スクリーンに映した画像に対してどんなことを感じたのかを付箋に書いて共有し合います。見方や着眼点の違いによって様々な意見が出ていました。

〇「○○を説明しよう!!」
続いてのワークでは、生徒が5人前後のグループに分かれスクリーンに映ったモノを様々な視点で自分なりの言葉で説明しました。今回は、こちらの写真を見て生徒は説明を考えました。

「○○県の特産品」「会社のロゴに使われている」「数学的に見れば…」「○○という品種がある」など様々な視点や説明が出て盛り上がっていました。ある程度グループで出し合ったあとは、出てきた情報の中から問いを作り出していきます。
「青森県が生産量1位だけどなぜ?」「健康にいいのはなぜ?」などこちらも様々な疑問、問いが出ていました。

〇問題分析

後半は、垂直思考、深堀りについての手法です。
グループの中で代表者が解決したい問題を提示し、ツールを使いながら解決策を考えていきました。

それぞれのグループからは「朝、起きれない」、「学力が上がらない」、「授業中寝てしまう」、「おこづかいが少ない」など様々な問題が出てきました。

中心問題が決まったら、その問題がなぜ起きているのかという原因を出していきました。
「どうして、朝起きれないのだろう?」「寝る時間が遅いから?」のように問題を提示した生徒に聞き取りをしながら進めていきます。

次に中心問題が原因でどんなことが起こるかというのをグループで考えていきます。

中心問題の原因として出てきた要素が、なぜ起きるのかを考えていきました。

朝、起きれない(中心問題) → 寝る時間が遅い → 動画を見続けてしまう
というように考えていきます。要素によっては中々出てこないものもありましたが、どのグループも時間いっぱい考えていました。

〇目的分析

問題分析が終了したら、その付箋の「○○出来ない」などの言葉を「○○出来る」などの解決できた状態に入れ替えていきます。これにより原因が解決策に変わっていきます。

今回は2コマで授業でしたが、互いの意見を否定せずに話し合いが行われていて良い雰囲気のまま進めることが出来ました。

一覧はこちら