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【2017年度経営マーケティングプログラム】仙台販売会を開催しました!

11月5日(日)エスパル仙台にて経営マーケティングプログラムの販売会が行われました。今回参加したのは福島県立ふたば未来学園高校、福島県立岩瀬農業高校、福島県立会津農林高校、宮城県農業高校、宮城県小牛田農林高校の5校です。生徒たちは、4月からこれまで商品企画や事業計画、パッケージ・POPのデザインなどを学び、その成果が詰まった商品の販売に今回は挑戦しました。

当日は5校が交代で販売するシフト制で販売を行いました。準備から入った岩瀬農業高校、宮城県農業高校の生徒たちは商品の陳列をしながらも、かなり緊張した面持ちで並べています。生徒たちがデザインした、おそろいのエプロンを身に着け販売がスタートした際には、「緊張する・・・」「商品売れるかな・・・」という会話が聞こえてきました。

 

会場は地下改札からすぐ近くの催事場だったため、販売が始まる前からお客様の関心を集めるほどの賑わいでした。接客がうまくできるか不安を口にしていた生徒たちも、たくさんのお客様に声をかけられ一生懸命説明していました。

 

売り場では、商品の陳列について授業で習ったゴールデンゾーンを参考に他校の生徒とコミュニケーションをとりながら、商品の上下を入れ替えてみたり、人の流れを見ながら立ち止まりやすい場所を考えたりと、工夫することができました。そのおかげで、お客さんの目に留まりづらく、売れ行きが良くなかった商品を手に取ってもらえる回数が多くなり、結果売り上げがアップしました。

一方、販売時間以外の時間はエスパル内の店舗を検眼する館内ツアーに参加しどのような商品を売っているのか、接客するときのポイントを店舗スタッフ方々からインタビューしながら聞いていました。接客中に自分がが難しいと感じた出来事を話しどのように対応しているのか、2月に行われる東京販売会を見据えて商品をどのように陳列しているのか、どういったお客様をターゲットにしているのかを真剣に聞いていました。中には聞きたいことが多く「時間が足りない!」と話す生徒がいるほど、興味をもって参加することができました。

販売会を実施した日は3連休最終日ということもあり、たくさんのお客様にご購入いただき、最終的には全商品完売という見事な結果で終えることができました。完売という目標を達成した以上に、接客の難しさや商品を作り出すことの楽しさを改めて実感した生徒たち。販売会後はすぐに次の販売に向けて、商品の再考に取り掛かりました。

今後は2月の東京販売会に向けて今回の販売会の決算報告を行い、商品のさらなるブラッシュアップを行っていきます。

 

最後に販売会にご協力いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

 

【経営マーケティングプログラムとは】

「経営マーケティングプログラム」は、アクセンチュア株式会社と一般社団法人Bridge for Fukushimaが県内5県立校(岩瀬農業高校/ふたば未来学園高校/相馬農業高校/会津農林高校/福島明成高校)で展開する、農業・水産高校向け人材育成プログラムです。グローバル化や高齢化が進む中、将来の地域復興や再生を担う農業高校や水産高校の生徒は、食品や農作物を生産する技術だけではなく、高い競争力や付加価値をつけられるような製品開発力や課題解決力、そして経営に関する知識の習得が求められます。本プログラムは、こうした知識と、その基盤となるマインドを持った人材の育成を目的としています。

アクセンチュア株式会社:https://www.accenture.com/jp-ja/error/pagenotfound?errSrc=%2fjp-ja%2fvv

 

一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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