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【2016年度経営マーケティングプログラム】県立岩瀬農業高校vol1  田村市フィールドワーク

本年度の経営・マーケティングプログラムでは、岩瀬農業高校の生徒たちが、田村市の特産品であるパッションフルーツ、ブルーベリー、山ぶどう、えごまを活用した商品開発を行っています。今回は、5月13日の田村市フィールドワークの様子をお届けします。

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まずは山ぶどう畑の見学です。ご案内は、大滝根山葡萄生産組合事務局長・鈴木傳二郎さん、ひゃくしょう塾社長・鈴木傳三さん、福福堂代表(六次産業化)・稲福由梨さん。写真は鈴木傅二郎さんから、山葡萄についてお話をきいている場面です。 なんと、山葡萄の生絞りジュースは放置して発酵するとお酒になってしまうのだそうです!生徒たちは、山葡萄のおもしろエピソードを聞いたり、甘さについて質問するなど、真剣に話を聞いています。福福堂代表の稲福さんは、首都圏から田村市にIターンし、ご夫婦でえごま製品製造をされているそうです。

IMG_3747続いて場所を移動し、パッションフルーツ畑の見学をしました。ご案内いただいたのは岩瀬農業高校の大先輩でもある、ひまわり会代表・佐久間辰一さん。 この経営マーケティングプログラムを受講している生徒たちはなかなか、畑に出る機会がないため、とても貴重

な経験となったようです。

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場所を移して集会所では滝根町商工会女性部・二瓶恵美子さんからお話を聞きます。紹介していただいたのは「きむコロ」。昭和40年代中旬に地元の学生のおやつとして親しまれていたコロッケでしたが、先代が亡くなり途絶えてしまっていました。震災を機に、元気になれるものをと復活したのが現在の「きむコロ」なのだそうです。また、堂山健康ブルーベリー園・矢吹好憲さんは、現在無農薬で育てたブルーベリーをジャムにしているとのこと。質疑応答では「ブルーベリーのドレッシングは作れるのか?」という生徒の質問に答えていただきました。

自分たちが商品開発に使う食材について知ることが出来た今回のフィールドワークでした。教えていただいたことから、新しいアイディアがうまれ、試行錯誤しながらより良い商品を作ろうと励んでくれることと思います。ご協力いただきました田村市の皆さまにお礼申し上げます。

田村市ご当地グルメプロジェクトからのご出席者

箱崎代表、佐久間副代表、二瓶副代表、吉田事務局長、事務局より鈴木様(企画担当)、延松様(観光連携担当)

【「経営マーケティングプログラム」とは?】

「経営マーケティングプログラム」は、アクセンチュア株式会社と一般社団法人Bridge for Fukushimaが県内5県立校(岩瀬農業高校/ふたば未来学園高校/相馬農業高校/会津農林高校/福島明成高校)で展開する、農業・水産高校向け人材育成プログラムです。グローバル化や高齢化が進む中、将来の地域復興や再生を担う農業高校や水産高校の生徒は、食品や農作物を生産する技術だけではなく、高い競争力や付加価値をつけられるような製品開発力や課題解決力、そして経営に関する知識の習得が求められます。本プログラムは、こうした知識と、その基盤となるマインドを持った人材の育成を目的としています。

アクセンチュア株式会社:https://www.accenture.com/jp-ja/

一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-502-7121
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