インターンシップ

【BFFインターン2020春@冨岡町】

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取組内容

富岡町・楢葉町・浪江町・南相馬市・川内村の企業及び団体を対象に地元出身の大学生向けのインターン事業を実施します。インターンを通して若者たちの地元への理解を深め、地域の方達とのソーシャルネットワークを築くことを目的とします。

実施期間は春休みの1週間から最長2か月程度、受入企業2件を予定していましたが、新型コロナウイルス感染の影響により、1件の企業で1週間程度実施しました。

双葉郡の現状を知り、自分たちの目線で情報発信をおこない、地域の人とのつながりをもつというテーマに双葉郡出身学生3人は、それぞれ、双葉町・大熊町の一部避難解除、富岡町夜ノ森一部先行解除、常磐線全線開通をはじめ、双葉郡のあまり立ち寄れない場所(光と影)などをフィールドワークしたり、3.11に語り合う「若者会議」をしたり、かなり濃い時間を過ごしていました。

報告会までに、それぞれが自分が撮影した画像や動画を編集したり、感じたことなどをまとめる作業をおこないました。

 

 

成果報告会

 

 

小学4年生まで大熊町で過ごしたまちを見て、変わっていない場所や見たこともない場所、新しくつくられているまちを知ることによって、その頃の自分と向き合うことができたこと。

一部避難解除の瞬間に立ち合い、それまでいつも通りの日常の思い出の場所だった隣にメディアの取材がいるこの状況を自分がどう捉えていくか考えていくこと。
避難をしてから9年が経った今までを、同世代で同じ経験をしたもの同士で話し合う時間があり、自分でも気が付かなかった思いなどを知ったこと。

それぞれが、自分の言葉で画像などを使いながら双葉郡の今とそこに自分がどのように関わっていくのかを発表しました。みんな違った意見をもち、それを言葉にすることができ、また、自分がこれからどのように双葉郡に関わっていくのかをあらためて考えるきっかけになったインターンだったようです。

 

 

この事業は、「令和元年度福島県県内避難者・帰還者心の復興事業補助金」により実施しました。

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