背景

県内外にて避難生活を送りながら避難先で高校を卒業し、そのまま東京や仙台等に進学をした若者が多く見られます。 それらの若者の多くは、地元に戻りたいとの思いもあるものの、震災以降8年間全く生活をしていない地域に戻ることに対してのためらいを持ち、また具体的にどのような職種があるかについての情報も教えていないことから地元への就職に対して懐疑的であることが見られます。 他方、基礎自治体の役場を始め、建設業、サービス業等において若者の人材が不足している中、地方自治体や企業にとって地元出身であっても避難生活をしたまま大学へ進学した若者との接点は、非常に限られているのが現状です。 対象地区においては交流人口の拡大を推進している団体/事業はあるものの、地元出身の大学生等に対してのアプローチは限られており、本事業では地元出身の大学生に対して、インターンを通じて様々な機会を提供したいと考えています。