震災から約9年が経過しますが、
避難者の中には一度も双葉郡に戻らず、
将来的に戻るかどうか不安を抱えている学生もいます。

そういった学生に、富岡町をはじめとする双葉郡各町村の現在と過去の情報を収集し発信をおこないます。
報道などで取り上げられる大きな内容だけではなく、
地元出身の学生によって気付いたことや、
過去の思い出の場所など、
その土地出身者だからこそ提供できる身近な内容となっています。

このことによって、実際に今地元で何が起きているのかを深堀し、
学生たちが情報を得て帰還できる道筋をつくるきっかけとなること、
また、帰還しようかどうか悩む若者同士のネットワークの構築にもつながることを目的としています。

更新者:震災当時小学校5年生で、富岡町出身郡山市在住の現在福島大学2年生の佐藤勇樹君