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まちのいま・むかし⑬「夜ノ森地区先行解除」

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町のいま・むかし⑬「夜ノ森地区先行解除」

今回は、富岡町夜ノ森地区の先行解除についてです。
富岡町は、福島第一原子力発電所から20km圏内に位置しています。
2011年4月から富岡町全体が警戒区域に指定
2013年3月25日警戒区域が帰還困難区域・居住制限区域・避難指示解除準備区域に
2017年4月1日 帰還困難区域を除いて解除
というような変遷があり、今回夜ノ森地区先行解除となりました。

しかしながら、駅前を除いて、道路のみの解除となっているため大熊町や双葉町のように民家などに立ち入るには以前と同じように申請が必要になります。


写真のように道の両脇に新たなバリケードが設置されています。

夜ノ森地区先行解除の際には、まだ駅舎に入ることが出来ませんでしたが、ほぼほぼ完成している様子を見て、いよいよ常磐線が開通することを感じました。

最後に
今回、夜ノ森の先行解除に立ち会うことが出来たことで、改めて自分と富岡の距離を知ることが出来ました。また、いままでバリケードがなかった場所にバリケードが設置されて区切られたことで、この境界が人工的であることを強く感じました。
その一方で4月になって桜が咲けば、昨年よりも長い距離の桜を歩いて見ることが出来るようになるのでそれは楽しみです。

 

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