皆さんが実際に行っている事業の中から、1つ選択してロジックモデルを作成してみましょう。 ロジックモデルの作成は、事業の利害関係者(ステークホルダー)が誰かを確認したうえで、どのような資源を投入し(インプット)、どのような活動を行って(アウトプット)、どのような社会的成果(アウトカム)を生み出すかという事業の流れを示していきます。
作成後にはこれらの注意点を元に、作成したロジックモデルをチェックしてみましょう。
ロジックモデルの作成によって、皆さんが取り組む事業の流れは整理できましたか? 一度作成したら、右から左(成果→活動→資源)の流れでもチェックしてみましょう。
ロジックモデルは作成して、そこで終わりではありません!
先に説明したように、ロジックモデルは作成することで、団体内部では事業による意義や有効性を確認できる、外部へは事業に関する説明の材料として活用可能、などの利点があります。
しかし、皆さんが行っている社会的活動の価値を「視える」化したり、効果的な事業改善を行うには、ロジックモデルを活用した評価のステップが不可欠です。
事業による成果(アウトカム)をどのように評価・測定をするかについて、要点をおさえます。