一般社団法人Bridge for Fukushima(本部:福島県福島市、代表理事 伴場 賢一、以下Bridge for Fukushima)とアクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:江川 昌史、以下 アクセンチュア)は、福島県立相馬農業高等学校と福島県立福島明成高等学校、宮城県小牛田農林高等学校、宮城県農業高等学校の4校に対して、次世代の地域産業従事者を育成する年間プログラムを提供しております。
つきましては、本プログラムの一環として、各高校の生徒が地域産業の復興・再生を目指して企画・開発した商品のうち7種(予定)を、2016年2月20日(土)にアークヒルズ(東京都港区赤坂)で行われる朝市「ヒルズマルシェ」に出展し、4校の代表生徒20名が店舗を運営して商品を販売します。
本プログラムは、Bridge for Fukushimaとアクセンチュアが、地域の将来を担う農業高校の生徒たちに対して、1年かけて経営やマーケティングを中心としたビジネスに関する授業を行う人材育成プログラムです。授業では、生徒たちがバーチャルな「会社」を作り、商品の企画、事業計画・販売戦略の立案、販売実践を行った後、販売結果の決算・振り返り、結果の最終発表までの一連のビジネスプロセスを体験しながら学びます。今回、生徒たちが考案した商品は、地元や学校内で採れた食材などを取り入れたオリジナル商品です。校内での開発・製造のほか、地元企業に技術を提供してもらったり、製造を委託したりするなどして、地域の産業再生に貢献する商品を開発してきました。プログラム内容についてはこちらをご覧ください。
今回販売される「米粉カステラ」や「三色がんづき」、「ジャムンドケーキ」などの商品は、2015年秋に実施した東北での販売会の結果を踏まえて、事業改善案を練り、東京のマーケットに向けて内容を改良したものです。
この機会に、是非東北の農業高校生に会いに来てください!
■ドローンを使って農業経営の課題解決にも挑戦!
本プログラムは、生徒たちがIoTを活用した新たな農業経営の在り方について学習するきっかけになることも目的としており、生徒たちは2月21日(日)の9時50分から14時まで、イヌイビル・カチドキ(東京都中央区勝どき)で、ドローンを活用して農業経営の課題解決に取り組むワークショップに参加します。
記
■商品販売会について
【販売会名】Bridge for Fukushima×Accenture特別授業 「東北の農業高校生オリジナル商品販売会」
【開催日時】2016年2月20日(土)10時~14時
【会 場】ヒルズマルシェ(東京都港区赤坂1-12-32 アークヒルズ アーク・カラヤン広場)
南北線「六本木一丁目駅」3番出口より徒歩1分 / 銀座線「溜池山王駅」13番出口より徒歩1分
【販売予定商品】※販売する商品の内容は予定であり、変更になる場合があります。
<福島県立相馬農業高等学校>
・三色がんづき:郷土菓子「がんづき」を抹茶味・オレンジ味・プレーン味の3種類で味わえます。3つの味を自由に選択し、楽しむことができ、1つ1つが食べやすい大きさになっているため、子供からお年寄りまでの幅広い年齢層の方たちが食べることができます。1個100円。
・さらさらみかん:相馬農業高校オリジナルの酸乳飲料「ラクピス」の新作。今までにあったパイン味とレモン味の「ラクピス」に加え、みかん味の「ラクピス」を開発しました。冷やして飲むほか、お湯で割ればホットラクピスにすることもできます。1本300円。
<福島県立福島明成高等学校>
・ジャムンドケーキ:校内で作ったパウンドケーキに学校特製のブルーベリージャムと豆乳を加えた、しっとりとしたマーブルパウンドケーキ。家族や大人数で食べることができる1本サイズで販売します。400円。
<宮城県小牛田農林高等学校>
・米粉カステラ:米粉を生地にした独特の食感が楽しめるカステラです。学校で生徒が丹精込めて生産した米(品種:ミルキークイーン)を使った自慢のスイーツ。150円。
・塩豚角煮:校内産の良質な脂身を持つ紅豚「しもふりレッド」を使った角煮。一味違う塩系の味付けをしました。「しもふりレッド」は宮城県が開発した希少な純粋種の豚肉で、牛肉のようにサシが入っています。1,100円。
・梨ムース:洋なしのコンポートを使った、濃厚だけど甘すぎないチョコムース。コンポートにはリキュールが入っているので大人向けです。390円。
<宮城県農業高等学校>
・宮農まんじゅう:本年度から製造に取り組んできた校章の焼き印入りまんじゅうで、粒あんとこしあんの2種類(予定)を販売します。1個50円。