2025年2月17日(月)福島県立只見高等学校にて、教員向けケースメソッド研修を実施しました!
当団体では、今年度三菱みらい育成財団の助成を受け、
「ケースメソッド」を用いた主体的・協働的な学習を実践できる教員・指導者育成プログラム
を進めています。
本プログラムでは、教員が持つ「総探」実践への不安を解消するために、探究学習の先進校や探究にかかる課題を現場で解決してきた事例をもとに「ケース」を作成し、それを用いた「ケースメソッド」研修を実施していきます。
「ケース」は実際の現場で起きた出来事や事例のヒアリングを元に教材として作成し、それを用いて研修の中で対話を行います。ケースを通じて対話をする事で、教員の探究授業に関するマネージメント能力、実践スキル、批判的思考力を高めたり、協働的な学習を実践できる能力の向上にも繋がります。
今回の研修では、只見高校の探究プログラムを終えた高校生にインタビューをして、そこから作成したケースを用いて教員研修を行いました。
自校のケースを用いたことで、イメージを持ちやすく、活発な対話がされていました。
参加した先生方からは、
教員の立場と、生徒の立場で総探を考える事ができたがそれぞれの違いを実感した。
これからどのように総探に関わっていくかの見通しを持つことができた。
不安が少し解消された。
などの感想がでました。
研修の様子は只見高校のnoteにも掲載されています↓
https://tadami-hs.note.jp/n/nd4f5d8379d26
現在、ケースの作成や、研修を実施したい学校を募集しています。
関心のある方は、当団体のメールアドレス( info@bridgeforfukushima.org )からご連絡ください。