町のいま・むかし⑩「双葉町の変化」
今回は、双葉町についてです。
双葉町は、福島第一原子力発電所から20km圏内に位置しています。
2011年3月12日に避難指示発令
2011年4月22日警戒区域に指定
2013年8月8日時点で帰還困難区域と避難指示解除準備区域に指定
双葉町は、全域での避難指示が継続されていました。
その双葉町で2020年3月4日(水)に、避難指示解除準備区域の解除と立入規制緩和が行われました。
2020年3月4日0:00に、このバリケードが撤去されました。これにより、双葉駅周辺などは宿泊はできませんが、自由に行き来できるようになりました。
下の画像は、別日に撮った写真ですが、常磐線開通によって使われるようになる双葉駅や、双葉町役場、東日本大震災の慰霊碑などを歩いてみて回ることもできます。
最後に
当時小学5年生だった自分にとって双葉町の思い出はあまり残っていません。
ただ、震災後車で通りすぎるだけだったり、バリケードによって入ることが出来なかったりした場所を歩き、写真を撮ることが出来るというのは不思議な気持ちでした。
一方で、今回は写真を載せていないのですが、駅周辺には震災当時のままの建物が残っているなど一概にすべてを喜ぶことはできないとも感じました。
この事業は、当団体が福島県「令和元年度福島県避難者・帰還者心の復興事業」の助成金の交付を受けて行っています。