富岡町のいま・むかし

まちのいま・むかし⑥「麓山の火祭り」

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富岡町のいま・むかし④ 「麓山の火祭り」
4回目となる今回は、8月に行われた麓山(はやま)の火祭りについてです。

2019年8月15日に麓山神社で「麓山の火祭り」が行われました。
なんとこの麓山の火祭りは400年以上も続いているといわれる祭りで、松明を担いだ男衆が、「千灯~千灯」の掛け声と共に麓山を駆け上っていきます。

震災の影響で祭りが行われていなかったのですが昨年の8月に復活し、今年は復活してから2回目の祭りでした。

そして今回は、私も祭りに参加をしてきました。
今回は準備の段階から関わったことで、こうやって祭りが作られているのかというのを知ることが出来ました。

 

祭りでは、さらしを巻き、松明を担いだまま麓山を登っていきます。
薪に火が付き始めた後や、風が強くなると火の粉が舞って体につくこともあり、
所々火傷することもあります。

今回の参加者には小学生や中学生も多くいましたが、火の粉や重さに耐え、最後まで担ぎきっていました。

~参加した感想~

祭りに欠かせない松明も自分で作成することになるのですが、ナタを使って薪を薄く割るのがとても大変でした。松明に薪をまるく詰めていくことで火をつけたときに薪が燃え落ちにくくなり、麓山を上り終えて境内に戻ってきても火が残るのでこの工程はかなり慎重に行いました。
途中からではありましたが、準備の段階から関わることができ、祭りがこうして受け継がれていくのかというところを知ることが出来ました。
来年の祭りにも参加していきたいと思います。

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この事業は、当団体が福島県「令和元年度福島県避難者・帰還者心の復興事業」の助成金の交付を受けて行っています。

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