7月12日（日）に2020年度第2回目の「Ready to go！」を開催しました。
今回のゲストは横須賀市議会議員の加藤裕介さんを迎え、「まちの仕組みって？」をテーマにお話しいただきました。

加藤さんの学生のころからこれまでのお話を聞きつつ、現在の仕事である市議会議員の役割を通してまちの仕組みについて伺いました。大学時代には中国へ留学していたこと、その留学の経験が社会人になった時に仕事の中で生かされたこと、また人との出会いがキャリアを積んでいくうえでとても重要な転機だったことなどをお話いただきました。

またテーマでもある、まちの仕組みについては住民の方からの実際の声を交えながら、具体的にどのように活動されているのかを聞くことができました。例えば道路の舗装が剥げてしまい段差ができ危険なことなどが加藤さんのところへ住民の方からお話があるそうです。そうした際には実際に現場に出向き、時には市役所などの必要な部署へ報告もするのだそう。日常の中のほんの一部分ですが、そこに住む方や利用する方にとっては大きなこと。そうした拾い上げきれない声を必要なところへ届けることも市議会議員の仕事なのだと感じるお話でした。

キャリア教育という言葉が良く聞かれるようになり、大学へ入ること、就職することが目的なのではなく、その先に描くものは何なのか？ということを考えるようになってきた高校生たちにとって、加藤さんの人との出会いや、福島での経験、そして今の役割についてのお話は自分自身のこれからを考えていく上で、一つのきっかけになったのではないでしょうか。

今後も「Ready to go!」は月に1回程度のペースで実施していきます。
こんな人の話を聞きたい！という要望がありましたらぜひご連絡ください。

最後にゲストとしてお越しいただきました加藤裕介さんに厚く御礼申し上げます。