2025.3.21高校教員向けワークショップ3回目実施しました@葵高校

5月、9月に引き続き、県立葵高等学校の教職員23名を対象に「総合的な探究の時間」”葵ゼミ”について対話をとおしたワークショップを実施しました。

今回のゴールは、葵ゼミをより良くするために、「誰かとやってみたいプロジェクト」に賛同者が増える。賛同者が加わって「プロジェクトチーム」が出来る。複数のプロジェクトが今日からスタートする。になります。

チェックインの後、会話と対話と議論の違いについて振り返りをおこない、宿題だった、「自分一人でできること」についてグループ内で共有しました。
自分で始めたことやその内容について、できなかったのならその理由について、それぞれ相手の話を聞きます。

次に「誰かともしくはチームでやってみたいこと」を事前に提出してもらい、21の”やってみたいプロジェクト”がでました。その中から話を聞いてみたい!と思うものをアンケートで選んでもらいました。
今回の研修では、その中から聞いてみたい上位3人の”やってみたいプロジェクト”をそれぞれプレゼンしてもらいます。
プレゼンを聞いて、いいな!と思ったことを付箋に書いて、プレゼンターに渡します。(GIFT)

最後に、3人の”やってみたいプロジェクト”の中から一緒にやりたい1つを選び集まり、いつから何する?の作成会議の時間です。
段ボールで円卓を囲む「えんたくん」を使い、メンバーで意見を書き込みました。

今回は、賛同した教員同士で意見を出し合ったところで研修終了となりました。

研修後のアンケートでは、「周りの先生方と対話の大切さを感じることができた。少しのことでも情報共有することで、学校や生徒のためにできること、やるべきことに気づくのではないか。」「生徒の探究的な活動は続いていくので、教員もそれにどう向き合うかを考える良い機会となった。」「意見やアイデア、疑問は誰かと話す=対話すること。内に秘めるものではない。」などの意見がありました。

次年度の”葵ゼミ”がどう深化していくのか楽しみです。

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