一昨年、昨年に引き続き、今年も10月17日に、福島県高校教育課より受託している「ふくしま創生人財育成事業」の一環で、1年生を対象に「ロジカルシンキング講座」の体験授業を実施しました。
地域で起こっている課題「会津若松近郊の農家の後継者不足」をテーマに、４～６人のグループに分かれてよりよい解決策を考えていきます。
1年生約200名は総合的な探究の時間「葵ゼミ」で個々に課題を決め、解決策を考える際の手法の一つを学ぶ目的です。
グループ内で、中心問題の「農家の後継者不足」に対しての原因を考えて付箋に書いて貼っていきます。
「収入が安定していない」とか「そもそも農業についてよく知らない」など意見が出ていました。
原因と結果が論理的かどうかをメンバーで話し合い、その中から最適な解決策を選ぶところで終了です。「原因を考えるのが難しかった。」「いろんな人の意見を聞くことで探究がすすむことが分かった。」などの感想がありました。
めいいっぱい頭を使った２コマ、これからはじまる探究活動に少しでも役に立つことを願います。

このプログラムは福島県の「ふくしま創生人財育成事業」の委託を受けて実施しています。