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高校生スキルアッププロジェクト

高校生のプロジェクト型学習に対する意識調査を行っています!

 

長谷川俊一 渡邉さや

 

【プロジェクトを立ち上げたきっかけと目的】

高校生が、地域や身の回りの課題について自ら考え、自分たちでその解決方法を見つける「プロジェクト型学習」を行う合宿でメンターを担いました。そこで高校生たちの様子を見ているうちに、「課題を考えるために十分な情報を集めることができなかった」というような、高校生が抱えている困難を目の当たりにしました。そこで、高校生がどのような困難を抱えているのか、なぜそのような困難に直面するのかを把握しようとこのプロジェクトを立ち上げ、進めてきました。今後メンターとして高校生と接するときに、高校生のプロジェクトに対して的確な支援ができるようにしたいです。現在までのプロジェクトの内容を下記に記します。

 

【これまでのプロジェクトの内容】

高校生がプロジェクト型学習を行うにあたり、どこでどのような困難が生じているのかを把握するため、初めにプロジェクト型学習の過程と、どのような高校生がいるのかを考えました。そして、実際の高校生の様子を知るため、福島県内の高校の数十名の協力を得て、アンケート調査を実施しました。対象としたのは、ほとんどの生徒がプロジェクト型学習を行ったことがないという1年生と、クラス単位でプロジェクト型学習を行っていた3年生です。

アンケート結果は、プロジェクト型学習を行ったことがあるかないかではっきり分かれ、経験のない生徒の半数以上が、アイデア力や情報収集に不安を抱えていることが分かりました。また、校外活動やプロジェクト型学習を行うための教室利用の自由度や協力してくれる大人の存在について尋ねる項目では、3年生のほとんどが肯定的な回答をしたのに対し、1年生は半数程度であったことから、実際には協力者がいて使用可能な場所があるのに気づいていない、という現状が分かりました。

さらに、この調査を終えて、アンケート項目の設定や問い方が適切であったかどうかを話し合ったところ、回答者にとって質問の意味が分からない項目があったことが反省点として挙がりました。

反省点をもとにアンケートを修正し、改めて別の高校生4人に個別で回答してもらい、ヒアリングを行いました。このヒアリングで、どんなことを考えて回答したのか、高校生の声を直接聞くことができました。

その結果、問題に対する解決策が、すでに行っている校外活動に限定されてしまい、自分自身で考えた新たなアイデアを生み出せない生徒がいることが分かりました。

3月に実施された、8人の高校生が参加した合宿、「もっTOMO in 飯坂」でもアンケートを実施しました。今回は、合宿の前後での考え方の変化を見てみました。興味のある問題への取り組みに参加したいと思うかという質問に対する否定的な回答が、事前には3件あったのに、事後には無くなっていました。また、今回の合宿では他の生徒の考えに触れる機会が多かったためか、自分の考えと反対の立場から問題を見直すことができるかという質問に対しても、肯定的な回答が増えていました。

アンケートの項目や設問については、まだ改善の余地があると思いますが、合宿で生徒が学んだ事項について具体的に探る手段になったと思います。

 

 

 

 

 

 

【今後の予定】

もっTOMO参加者からヒアリングを行います。アンケートだけでは汲み取りきれない高校生の声を聞き取り、数字が実際に意味するところを探ってみたいと思います。

 

≪自己紹介≫

長谷川俊一:福島高校出身。東京大学教養学部文科一類1年。将来はどんな子供でも受け入れることのできる教育制度をつくりたいです。

渡邉さや:福島高校3年。慶應義塾大学総合政策学部入学予定。子どもが自分らしくいられる場づくりを現場でしたいです。

一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-503-9069
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