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相双地区の輝く大人を伝えるプラットフォーム⑮ 「株式会社 Jヴィレッジ(楢葉町)」

株式会社 Jヴィレッジ
経営企画部 副部長 

山内 正人(やまうち まさと)さん 

今回は、双葉郡楢葉町にある「株式会社 Jヴィレッジ」で経営企画部副部長をされている山内 正人さんのお話です。
山内さんを一言で表すと・・・
~将来を見据え、Jヴィレッジのこれからを考えている人~ です。
震災の前からJヴィレッジに関わっていた山内さんは、Jヴィレッジの再開にも携わった方です。震災前後の取り組みや、今後のビジョンなどについて伺ってきました。

~プロフィール~

山内 正人(やまうち まさと)さんは双葉郡楢葉町出身、1977年11月生まれ。
趣味は、業務に関係する資格の取得。

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Q.Jヴィレッジについて教えてください

「Jヴィレッジ」は、1997年7月に日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設しました。サッカー各年代日本代表の合宿や、全国大会の会場としての利用だけでなく、ラグビーやラクロスなどの合宿にも利用されていました。2011年3月11日以降は営業を休止し、原子力事故の対応拠点になっていましたが2018年7月一部営業を再開しました。
49ha(ヘクタール)の面積の中に、天然芝ピッチ7面、人工芝ピッチ2面、観客席付きスタジアム(天然芝)、全天候型練習場(人工芝)、ホテル、フィットネスジムなどの施設が揃っています。


ホテル運営やピッチの整備などを行うことになるのですが、当社だけで行っているのではなくそれぞれの事業を委託して行っています。これは震災前と変わっていません。

Q.事業について教えてください

ホテル運営・スポーツ施設運営・スポーツクラブ運営という3つの事業を行っています。ホテル運営では、新たに「アネックス」というホテル棟をオープンしました。従来は合宿関係の利用が多かったのですが、それだけでなく、ビジネスや観光でも利用しやすいホテルになっており、シングルルームやツインルーム、バリアフリールームも備えております。

スポーツ施設運営では、震災前11面あったフィールドのうち2面を使って「Jヴィレッジドーム」という全天候型練習場を新たに建設しました。現在はドームを含めて10面とスタジアム、雨天練習場があります。

サッカーの利用だけでなく最近ではドローンの実証実験などでも利用されています。
安全運航管理者等の資格を取得、ドローン実機を用いた実技講習などを行う「Jヴィレッジ福島ドローンスクール」や、「東日本ドローンサミットin Jヴィレッジ」が行われました。サッカーの聖地に加え、ドローンの聖地としても認知されるよう広報などしていきたいと考えています。

スポーツクラブでは、当社が指定管理者になっているいわき市の新舞子体育施設を拠点として、サッカークラブ(中学生)とサッカースクール(小学生以下)が活動をしています。

Q.目的について教えてください

私たちは、新生Jヴィレッジとして再スタートするにあたり、
1.福島県復興の姿を国内外に発信します
2.福島県双葉地方の復興・再生を牽引します
3.サッカー・スポーツ振興に貢献します
4.未来を担うトップアスリートを育成します
5.地域コミュニティの中核として地域の方々の健康づくりに貢献します
という5つの使命を掲げました。私たちは、この使命を大切にして事業を行っていきます。

Q.ビジョンについて教えてください

サッカーナショナルトレーニングセンターとしての役割は変えません。
それに加えて、ラクロスやラグビーなど天然芝のグラウンドを利用するスポーツや、ドローンの実証実験などで利用してもらえるように広報等を行っていくつもりです。

Q.どのような人材と一緒に働きたいですか?

「Jヴィレッジに貢献したい。」「Jヴィレッジを通して地域に関わりたい。」というように明確な目的意識を持っていて、強みやスキルなど自分の軸になるものをしっかり持っている人と一緒に働きたいと考えています。
また、自分のことだけでなく自分の周りや、一緒に働くチーム全体を見られることも大切になります。最初から完璧にこなすことは中々できません。失敗をしてもそれを生かしてまた仕事に取り組める思いを持っている人と一緒に仕事をしたいです。

Q.大学生にはどんなことを学んできてほしいですか?
 大学生活の中で海外に行ったり、インターンをしたりして経験を積んでくることは大切だと思います。ただ、私の意見としては「IT」・「会計」・「英語」の3つに関する知識、技術を学んできてほしいです。様々なものがIT化され、海外からの観光客や労働者が増え始めており、ITと英語についてはこれから使う機会がどんどん増えてきます。会計の知識というのは、ただ財務諸表を作れるようになることという意味ではありません。財務諸表のそれぞれの数値を理解、分析しビジネスに生かしていくことが大切になります。
3つとも身につけておいて損をすることはないので、学生の時間を使って身につけてほしいと思います。

会社情報

・法人名株式会社Jヴィレッジ
・代表取締役内堀 雅雄(福島県知事)
・設立年1997年
・社員数61人
・住所福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字美シ森8番
・ホームページhttps://www.j-village.jp/
・電話番号0240-26-0111
・FAX0240-26-0112
メールアドレスyamauchi@j-village.jp

お話を伺って・・・

私が小学生低学年の時からJヴィレッジの名前は知っていたのですが、おそらくちゃんと中に入ったのは初めてでした。私が生まれる前の1997年から20年以上サッカーナショナルトレーニングセンターとして運営してきたJヴィレッジの設立の経緯や、これまでの実績、今後のビジョンなど初めて知ることや驚くことが多くありました。特に驚いたのはドローンの実証実験やサミットが行われていたことです。ラグビーやラクロスなどサッカー以外の競技でも利用されていたことは何となく知っていたのですが、ドローン関連で利用されているというのは驚きでした。
Jヴィレッジ駅が新たに建設されたり、2020年、東京オリンピックの聖火リレーではJヴィレッジが出発点となるなど色々な動きがあるので今後も注目したいと思いました。

改めて今回取材にご協力いただいた「Jヴィレッジ」の山内 正人様に厚く御礼申し上げます。

取材・文章(福島大学 佐藤勇樹)

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この事業は、当団体が福島県「平成30年度福島県避難者・帰還者心の復興事業」の助成金の交付を受けて行っています。


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