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農業経営カードゲーム『農トレ』を使った授業を行いました。~福島県立会津農林高校~

2019年2月19日に、福島県立会津農林高校の2年生約30名が農業経営カードゲーム「農トレ」(2月1日販売)を用いながら農業経営を楽しく学ぶ授業を行いました。

生徒たちは6つのチームに分かれ、それぞれ社長、経理課長、財務部長、法務部長、営業部長、農場長と役割分担を決めます。5千万の資金、帳簿、フィールド、カード情報一覧を準備し、社長が「土地カード」をくじ引きして優良土地や耕作放棄地など農地を決定してゲーム開始。土地カードには収穫量に影響を与える土地パワーや従業員数などが記載してあり、それを考慮して、いちごやキャベツなど栽培する作物、ITシステムや農業用ハウスなどの農業資材、従業員、農協や直売所などの販売先を決定します。
「ITシステムカードがあれば従業員は初心者でも大丈夫」と自信満々な生徒や、直売所はゲームマスターとじゃんけんをして売り上げ倍率が決まるので、簡単に「直売所にしよう!」という女子生徒に「直売所はリスクが高いのでやめよう」などと冷静につっこむ男子生徒。
時間内にカードを置いたらルール違反がないかチェックします。作物は各チーム3種類までなのを4種類選んでしまったり、2回目から栽培できるものを1回目で選んだり、販売先は各チーム2種類までなのを3種類選んだり、農業資材で農薬と有機カードは同時に使えないのに両方選んだりと、ルールをきちんと確認しないためにゲーム開始早々にルール違反でその分の資金没収からスタートしたチームがみられました。責任を感じてガックリ下を向く法務部長役の男子生徒を他の生徒たちが慰めます。
チームマスターが「全体イベントカード」のくじを引いて、「ライバル会社出現」のカードを引き当て、これによって販売先を「六次産業化」にしていたチームは売り上げが0.5倍になってしまいガッカリ。
一番の盛り上がりは各社長が「局地イベントカード」をくじ引きした時で、「好天」を引き当てたチームは大喜び、反対に「獣害発生」を引き当てたチームは売り上げゼロで失笑、「害虫発生」を引き当てたけれども資材で農薬を使用していたために売り上げに影響がなくほっとしたチームなど様々。

今回は時間の関係上2回のみの体験となりましたが、1回目で売り上げが予想より下回っていたチームも2回目では戦略もアップしたようで、1回目より売り上げが上回ったチームが多くみられました。いくつもの選択肢があるので、チーム内で積極的にすすめる生徒、慎重に考える生徒それぞれが協力し合いながら楽しそうにゲームをする姿がみられました。

授業の最後にとったアンケートでは、9割以上の生徒が「とても楽しかった」「楽しかった」と回答しました。楽しかった内容については、「ゲーム途中のイベントで予想外の展開になること」、「ルールが難しく赤字になったが、2回目に黒字に近づいたとき」、「皆で作物等を選んだり、戦略を考えたり、協力しあうこと」など
今回の授業を経て、チームワークの大切さを学んだり、農業経営について興味を持ってもらえたらと感じます。

なお、農業経営カードゲーム「農トレ」に興味がある方はこちらもご覧下さい。

 

 

 


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