ご支援いただいている団体・企業様
follow us in feedly

【福島ミライの起業家育成プログラム】先輩起業家・大塚泰造さんの話を聞く会を開催しました

11月22日、「ミライの起業家育成プログラム」の一環として、先輩起業家の話を聞く会を開催しました。社会人、大学生の7名が参加しました。

今回お招きしたのは大塚泰造さんです。大塚さんは福島の学生にもゆかりのある『東北食べる通信』を発行するNPO法人東北開墾の理事、国内初となるプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」の設立に伴い、スポーツ・イノベーション株式会社を設立、さらに沖縄でのバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」創設者でもあるシリアルアントレプレナー(連続起業家)です。
他にも、起業家・投資家として15の株式会社、2つのNPO法人の設立に携わっています。

そんな大塚さんが「10代〜20代に何を考えどう行動していたのか?」を中心に、これから起業、就職活動など進路を考える際の指針になることをテーマにお話をいただきました!

大塚さんのご実家は、牛乳屋さんでした。アルバイトとして幼い頃から手伝いをしていた大塚さんは、とっても牛乳配達が嫌でした。朝は早いし寒し牛乳瓶は重くバランスを取るのが大変!「やってられないな」と思い、高校から家を出て一人暮らしを始めました。高校生の一人暮らしは自由で、遊び呆けました。遊び呆けた結果、大学は受からず、浪人生活を選択しました。

浪人した1年はひたすら自分と向き合う時間でした。浪人生は社会人でもなく大学生でもなく。勉強が好きではないからこれから先どうしようかをひたすら考え続け、その考え続けたことが人生の指針になりました。
何を考えたのか、というと、「人間と動物の違いは何か?」について。人間と動物の差異は、種ではなく個としての情報を遺伝子以外の方法で残せるのか、自分が生きた証をどう残せるのか、が人間と動物の違いだという答えを導き出します。その中で人間として生きていくには4つの道があり、経済活動・政治・教育・宗教だと考え、自分で「経済活動」をしようと選択をします。

大学入学後は、高収入のバイトに就こうとたくさん調べ上げ、パソコンのインストラクターやテレアポの仕事をしました。
そして、大学3年生でアメリカに留学します。
そこでスポーツがビックビジネスになっている現状を肌で感じます。もともとバスケが好きだったので自分でバスケに関するブログを掲載していました。スポーツ関連会社の社長がそのブログを見て、スカウトされ、その会社でのインターンを始めることとなりました。年間で100試合くらいバスケの試合を見ました。

日本に戻ってきてからは就職活動はせず、また様々な想いに耽りながら、「自分の天職(calling)は何か?」を考え続けます。どの役割を演じるのがいいのか?自分のやりたくないことはやりたくないが、社会の中で一部分を担うことをやらなければいけないと考えました。

そのとき近くに歌が上手い友達がいて、彼を応援したいな、という思い、また時代は98,99年インターネットバブルで、インターネットを使って応援したい人を応援する会社を作ろう!と決めました。留学時代に発信することが大切だと身をもって体験していたので、23歳の誕生日に株式会社ムーサ・ドットコムを設立します。

しかし新卒で会社経営は無理難題ばかりで、失敗の連続でした。
今はスタートアップと言って明るいイメージですが、その頃はベンチャーと言って誰も手伝ってくれませんでした。
借金を抱え、悩みに悩んだ日々を過ごしましたが、もともと運が良く、なぜか復活!(もちろん様々な努力あってこそです)

復活後は景気良く会社も順調に進んでいました。順調に進み、贅沢をたくさんしました。その中で「贅沢することは無駄」ということもまた自分で感じていました。これからは商売ではなく、「事業をやろう!」と思いました。

商売は、別にやる人がいて代替することができる、自分じゃなくてもできる、なくても世の中は変わらない、顕著化したニーズを刈り取る、やっても疲れる
事業は、俺がやらないとこの世に存在しない、あると世の中が変わる、潜在的なニーズを掘り起こす、やってて楽しい!

という違いがあり、商売は「人生×ドキドキ感」がないな、と思いました。

それから2005年bjリーグ開幕し、エンターテイメント思考も取り入れられていましたが、アメリカを見ていたからもっと面白くできると思いました。そこで日本で本物のプロバスケットチームを作ろう!となりました。
「どこの土地(都道府県)にするのか?」既にある6チーム以外の47都道府県をマーケティング調査した時に、一番沖縄がよかったんです。

沖縄は南部の人口密度が高く、平均所得は低いけどお金持ちも多い、その割にお金持ちの人に対するエンタメがないんです。また本土のものは届かないし、県内メディアが以上に多いところも特徴です。スポーツチームはコミュニティの象徴。メディアのリーチとファンのリーチが明確になっている点が良かったところです。

会場に来てもらうのがスポーツビジネスにとって一番いいんです。そんな話から沖縄になりました。

 

…..他にも起業された2,3の事業の経緯もお聞きすることができました!

「自分の心と目と耳で判断できることをしよう。」
大塚さんが度々おっしゃっていた言葉です。


無限の可能性のある参加者の皆さんが、これからどんなチャレンジも自分の心と目と耳を大切にしながら
歩んでいかれることをたのしみにしています!

大塚さん、貴重なお話をありがとうございました!


一般社団法人 Bridge for Fukushima
[本部:高校生のためのコミュニティスペース palette]
〒960-8061 福島県福島市五月町2-22
TEL&FAX:024-503-9069
Top