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第4回かけはしツアー

ご報告が遅くなりました。第4回かけはしツアーの活動報告でございます。
第4回かけはしツアーは、予定人数を上回る32名の方にご参加いただきました。一日目夜は、いつもお世話になっております松島屋旅館女将・高橋さんから、震災後の飯坂温泉についてお話しを伺いながら、お夜食をいただきました。

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二日目朝は、バス内での相双地区基礎情報ご案内・Bridge for Fukushima「相馬基地」ご紹介からのスタートです。資料には「避難指示区域の概念図」なども盛り込み、いまだに10万人が避難指示区域からの避難を余儀なくされている相双地区の現在の状況をお伝えいたしました。(写真は相馬基地)

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相馬では、漁師であり清昭丸・船主である菊地さん(特定非営利活動法人そうまグリーンアーク理事長)に加え、相馬の魚食文化伝承に菊地さんと共に取組む飯塚さん(有限会社飯塚商店代表取締役)からもお話を伺いました。この地域では「どんこ(エゾイソアイナメ)」が漁師料理の美味しいお魚として愛されていたのですが、現在は試験操業の対象魚種外のため手に入らず、いつか相馬のどんこが食べられるその日に向けた文化伝承の取組みなどを伺いました。(写真右赤いスニーカーが飯塚さん、左が菊地さん。相馬の若手は元気です。)

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地元から愛され、今春海産物販売所を復活させたカネヨ水産「たこ八」にも立ち寄りました。海の物を囲んで、相馬がにぎわう姿は、やはり嬉しいものです。(写真はカネヨ水産・社長夫人)

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相馬はらがま朝市クラブ「報徳庵」で昼食休憩です。

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南相馬市鹿島区では、今回も若松さん(若松味噌醤油店店主)に味噌蔵をご案内いただきました。避難所で、日本赤十字社の方に「放射能って、うつるんですか?」と質問した際のエピソードからは、実際に震災・原子力災害に直面した際の緊張・不安が伝わります。若松さんのわかりやすい語り口には、参加者の方々からも毎回大変反響が大きいです。

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南相馬市小高区、浪江町では、今回も久米さん(特定非営利活動法人浮船の里)にご案内いただきました。原子力災害後、警戒区域に指定され、区域再編後も避難指示解除準備区域として「入れるけれど、住めない町」に未だ留め置かれている故郷についてのお話しに、参加者の皆さんは聞き入っていらっしゃいました。
新しい、前向きな取り組みもはじまっています。浮船の里では、「あすなろ交流広場」を小高区にオープンさせました。久米さんが、サッシ屋さんをやっていた事務所をきれいにし、いつかまちへ帰るその日のための話し合いの場としてリニューアルしたのです。この日は久米さんの旦那様が周囲の草刈を行っており、集合写真にも一緒にうつっていただきました。(写真右下)

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今回、過去3回中2回のツアーにもご参加いただいているリピーターの方から、「初回は雪がちらつき、二回目は桜が見ごろ、今回は梅雨だそうです。定点観測ですね」とのお言葉をいただきました。相双地区も、少しずつではありますが、変化しています。相双地区に一度いらしたことがある方も、ぜひまたお越しいただければ、福島の人間として大変嬉しく存じます。


一般社団法人 Bridge for Fukushima
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